別にテレパシックな話ではなくて。女性によるダンス4作品を観る。純粋に観客として座ってみたらば、いろいろ勉強になることばかり:

●ただ振りを踊る、というのではなく、空間や場面をつくって見せるという意識のある作品は面白いと思う。

●つまりいくら一生懸命、あるいは上手に振りを踊っても、「それだけ」だと空間がダンサーにとどまってしまい、ちっちゃい。広がらない。単調になってしまうし、ある程度の長さを見てると飽きてしまう。

●ベタではあるけれども…「絵になる場面」をつくると強い。「そこ!シャッターチャンス!」というような静止したシーンであったり、あるいは振りのなかでぐぐっと足が高く上がるようなかっこいい一瞬。signatureになり得るような。

●特に前者はパフォーマーにとって「長い」と感じられるくらいやっても、観てる側としては「もっと長くてもいい」ように感じるんだと思う。(WSでもこの話はさんざんしたが、ただ観てるとその尺の感覚の違いがよくわかる)。

●じっくり時間をつくること。パフォーマーの「落ち着き」は魅力である!

●つくり手が見せ方をすごく考えている…というのは伝わるもんだなぁと思った。

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