それが現実なのだから
2010年1月3日 映画
近所の古着屋で前から目をつけていたアニエスBの赤いコートが20%オフ、「もうちょっと安くは?」店主に笑ってかわされたけど、買う。なんとか散歩に出て道すがらこじんまりした近くの稲荷にもお参り。行列こそないものの参拝客が途切れず地元に愛されているのですね。続マクドナルドでコーヒーと本で無理やり読了、ってことで。「ラビリンス」は美術やクリーチャーの造形が見事なだけでなく、少女の成長譚としても感心し公開当時10回くらい映画館に通った。"It’s not fair!"が口癖だった少女が"But that’s the way it is."(だけどそういうものよね)とスイッチ切り換えてつき進む。このコレクションの小冊子に、ジム・ヘンソンが「ダーククリスタル」でその必要もないくらい広い景色を実際につくったことを評し、石井竜也が「いわば無駄な努力を惜しまないというか、そういうことがとても大切なような気がする」と書いていて、確かにそうだよなぁ、つくるということは、と思う。年末年始の休みはもともと苦手。
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