...introducing DIRTY LOOPS!!!

80年代以降、甘いヒットソングを世に送り続けるD・フォスター氏とそのお仲間たちによるコンサート。

驚いたのがデイヴィッド・フォスター=ライアン・シークレスト(@アメリカン・アイドル)か、ってくらいよくしゃべる!当然、それは英語でずーっと押し切ってるわけですが、誰か日本人の英語力についてそろそろ伝えたほうがよくないだろうか。ピアノ弾いて(ちょっと)歌いもして出演者の紹介して観客をいじったかと思えば握手の求めにも応じる、とすっごい働いておられます。

ポール・ヤング、Everytime you go awayはオリジナルがホール&オーツだけど、この人のヴァージョンはより派手だったなと思い出す。80年代に武道館で見たとき、とても真摯に歌っていたけれど今日は「どうしたんだろう?」と思った。残念だ。

ベビーフェイスは「お客からもらったフレーズで曲をつくれ!」という無茶ぶりに完璧に応えていて、すごい才能だ!と思った(感心するのここって)。私のお目当て、チャカ・カーンは最高にかわいくてパワフルで素敵だった(若返ってるような)。もっと聴きたかった。

デイヴィッド・フォスター氏の気さくな人柄も伝わって、全体に楽しいライブだった。で思いがけずの収穫がスウェーデンの3人組、ダーティ・ループス。

デイヴィッド・フォスターは「僕がつくるような曲とは違うけど(あるいは他の曲と感じが違う、ていうようなニュアンスだったか)、心を広くもって聴いてほしい。すごくいいから」とかれらを紹介していた。聴いて耳が釘づけ!!なんだこれは。かれらのCDを買うことを即座に決意しました。わたしはこういうことは簡単に決意します。が、まだ出てないんだって!(がっくし)

エッジーで精緻な演奏は、どことなくデイヴィッド・フォスターが若いときやっていたユニットを思い浮かべたり(エアプレイ:もっとポップだったけど)。彼が気に入るのもわかるような気がした。

今日のライブでもやってたアデルのカバー↓
http://www.youtube.com/watch?v=nsqh9jHkHlM
ジャスティン・ビーバー?
http://www.youtube.com/watch?v=KjVGJ3YFDc8&feature=fvwrel

無記名の粋

2012年11月7日 音楽
あるディスク・ガイド本で「歴史的名盤」と評されていた。そのココロは…かどうかわからないが、全12曲が渾然一体となって名づけ難く心地よい一幅の時間をつくってる。つなぎ(専門用語がわからない)がスムースでほんとお洒落、それも誰のミックスかなんてもうどうでもいい域に至る、くらいの連れていき加減。職人技。しかしかんがえてみれば「時をつくる」ってたいへんなことだね。と頭からもう一度。

Aesop Rock

2012年8月19日 音楽
不思議と今の気分に合う。
そして楽しい。「この一枚あればいいかも」な一枚。

近くのサイゼリヤに涼みに行く。ここは来週、閉店してしまう。引っ越してきた頃からあって、よく行くわけではないけど深夜も開いてて人がいる、というのは何となく安心だった。だから残念。またファミレスにならないかな。

ガンコ職人の店

2012年7月10日 音楽
「Hiphop名盤を訪ねて」ベストを聴いたときはあんまし、だったがこちらはなるほど。ローファイ、consistent(首尾一貫)。私はぜんぜん詳しくないですが、ヒップホップの真髄ってこんなんじゃないだろうか。

Hiphop強化月間

2012年7月1日 音楽
…とすることに決めました。名人芸とはこのことか。まさしくこういうのを求めていました自分、と気づかされた超クラシック。スキなし。

Funk This

2012年6月20日 音楽
"I am committed to empowering the innocent. I realize that I can’t change the world, but I can do my part in contributing to society. One person at a time."-- Chaka Khan (ライナーより)


素直に良いおんがく。洋楽を聴き始めたはるか昔を思い出した。

情報の多さに辟易としている。「知る」「表す」ことで満たされていいはずなのに、逆方向にひっぱられてばかり。洗濯機に入れられて無駄にガラガラ回されてるみたいだ。本当に身になることを得ていない。情報から身を守ることを自分はしないと。ツイッターとかフェイスブックとかほんとどうでもいい。

米国的紅白

2012年6月10日 音楽
アメリカンアイドル、シーズン11。1.32億人が投票するって想像できない(それを受けてたつためのコストというのは一体…)。

「番組史上もっともレベルの高い闘い」というのもあながちウソではないと思う。特にトップ3はまさしく場を糧に成長著しく、デビュー前の人と思えない落ち着きっぷり。フィナーレは幕の内的にあちらのセレブが登場して楽しい。見ていて思わずCD買ってしまったのがチャカ・カーンとジェニファー・ホリデイ。ジェニファーはファイナリストの女の子とパワフルな歌声でバトルようにデュエットしていて、知らなかったが聴いてみようと思った。抹茶、じゃないかオリーブグリーンのドレスも粋でした。
特に期待してなかったが輸入盤にもついてるDVDが冴えてる。才媛エスペランサ・スポルディングの音楽をニューヨーク、バルセロナなどで素直に撮った、都会的だがとり澄ましたところのない映像。何気におしゃれだけど観てて疲れない、というのは貴重。何度も観そう。PV集というより短編映画みたい。これは買って大満足。

30周年?!

2012年5月23日 音楽
きらきらしているなぁ、2012年的に。アマゾン評では支持が分かれてる模様だが、私はいいと思う。「これ以上おしゃれになったら耐えられない」とも感じたが、そのココロは「プロデュースが本体に先行し過ぎると自分としてはイヤ。ギリギリの線」。久しぶりに店でCD買ったけど、国内盤ってこんなに高いものだっけ。この値段(3059yen)ならばいつもなら(中古なり輸入盤なり)で2枚~は買ってる。

自分としてはかなりきちんとした服装で仕事に行ってるが、もうちょっと楽にしてもいいような。適度に「オフィスカジュアル」な格好でよさそうだが、私がもってるのは「カジュアルカジュアル」服ばかりでほどよいのがない。それに靴。

80年代の思い出

2012年5月20日 音楽
ドナ・サマー急逝。The Soul Searcherさんの記事に触発されて彼女のベスト盤を「つたや」で借りた。マライアとかホイットニーみたいにDiva然とはしてないけれども、好感ある。いい曲多い。個人的には"Love is in Control""On the Radio"のような「代表作’(ダッシュ)」が思い出深い。まざまざとよみがえる80年代、つられて当時のヒット曲をぽちっと。

スーサイド

2012年5月13日 音楽
ジョン・ゾーン、Filmworksシリーズの"Invitation to a Suicide"。凄いジャケットで凄いタイトル。サンプル聴いて買ったはずが忘れてた。気が重くなってて忘れた頃に聴いたら、うつくしいではないですか。帯に「モリコーネ、ピアソラ、ニーノ・ロータを思わせる傑作」てなこと書いてある。メランコリックだが暗くない。ユーチューブで誰かが「死を決意した人の多くはふっ切れて明るくなる」とコメントしておりテーマとの対比が深い音。

いつ頃から柱がなくなってたんだろう?努力すればなんとかなる、とか思ってたけど、そもそもそういうことでは…。

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=dIu0GN-jEDQ&NR=1

ノイズの匠

2012年3月2日 音楽
雨の日に密林から届いたCDを聴いてみたら、風の強い日に聴くラジオのごとく。いま一歩その域を出ておらず、ティム・ヘッカーの深さを知る。
にげたいとき。
今さらですがこんなの持ってたのを発見(自分の持ち物を自分で知らないっていうのは…)。なかなかいいではないですかー。

団体名は仮称です(タイトル↑)。左隣が演劇なのはいいとして、右隣が大人のフラダンスグループ。音はボリュームMAXでかけるわ、なんか楽器を持ち込んでるわ、しかもおばちゃんたち稽古中でもしゃべくってるわですんごくウルサイ。

「あ、帰った」と思って喜んだのもつかの間、午後の後半はキッズのフラだった。楽器はないものの、子どもも大人も踊ったりしゃべったりはしゃいだり叱ったりですんごいエネルギー。でまた音量MAX。「パイナップルプリンセス~♪」とか明るく歌うハワイアンに私のうつくしくあやしいアンビエントは完敗した。民族音楽強いわ。
開演直前、在・新潟で見に来れず今日もお仕事の妹に「武道館なう」と嫌がらせのメールを送る(笑)。

ダリル・ホールが「もう30年くらい日本にツアーで来てる」と言ってたけど、私はほぼその30年をカバーしている。来れば行く、しかも一時は全東京公演制覇(+横浜)という勢いで通ってたので、30回~はライブ行ってるかもしれない。

前半は演奏がラフでこんなに音悪かった?と思うくらいの出来。(てか、あんまり合わせてないんじゃね)…Sara SmileとShe’s Goneはせめてぴしっと決めてほしかったなぁ。本編(?)ラストのDo What You Want,Be What You AreとI Can’t Go for Thatが非常によく(やればできるじゃない)、さらにアンコール(2回)のRich Girl, Wait for Me, You Make My Dreams, Kiss on My List, Private Eyes(これをやらないとみんな帰れない)も充実していたので、全編このクオリティと緊張感でやってほしかった。

セットリストはその都度の新譜から曲が入る以外は、基本的にあまり変わらない。Do What You Want...は古いナンバーだが、とても素敵だった(ここはブルーノート?みたいな)。こういうソウル色が強い作品のほうが80年代のヒット曲よりいまのかれらにはしっくりするんじゃないかな、と近年はいつも思うのだが。こういうのとか、カバー(Our Kind of Soulでやってたような。いつだったか、来日ライブ100回目記念の渋公でアレサ・フランクリンの「ロック・ステディ」、ダリル・ホール様本領発揮ですんごくよかったのを覚えている)とかやってもいいのに、と毎度、思う。80年代からついてきている忠実なファンばかりなのだから、いい加減、どう変えてみても受けると思うけどなぁ。

それに短い!アンコール入れて90分くらい。もっと聴きたかったです。

過去のライブを凌駕する、とは言えないけれども、久しぶりに聴くといい曲が多いと思う。挙げた曲だけでなく、もっともっとかれらならではの名曲がある。「プライベート・アイズ」でブレイクする以前の作品もそれぞれ良くて(プロデューサーによってかなり趣向が異なる)、Abandoned Luncheonette, Bigger than Both of Usとか「赤い断層」「裏通りの魔女」「モダン・ポップ」、サラ・スマイルの入ってるやつ…どれも好きです。

===========
ライブに行く前に実家に寄り、しばことマッサージチェアを分け合う。「おねえちゃん、来月から失業するんだよ~」としばこに教えておく。そう言われても柴犬になすすべないけれども。

...sings Christmas

2010年12月8日 音楽
職場用のクリスマスtunes CDをつくり中。はじめは「地味な曲…」と思いあまりよさがわからなかったのだが、何度か聴くうちに抜きん出た強さが伝わってきた。切実な創作物は私を引き止める。こういう人好きだな。

Alicia Keys/Little Drummer Girl
http://www.youtube.com/watch?v=Uw37b0RQX-Q

マライア・キャリーのあれはどこ行ってもかかるし、使いません。せわしないよ。

ある日曜日

2010年11月14日 音楽
もらったクスリを試してみたが、それほどねむくならなかった。お酒もちょっと飲んだ。近くのコンビニに出ただけ、べつに何をしてたわけでもなく一日すぎる。もっと落ちるかと思っていたけどそれほどでもなかった。

富士丸父ちゃんによる「またね、富士丸」(世界文化社)。犬好きは号泣必至と評判高く、発売後すぐにもう2版。が、泣きませんでした。富士丸君が昨秋、ほんとうに突然いってしまったときには私も少なからぬショックを受けたのだが。誰かが書いていたように、ほんとうは書くにはまだ早かったのかもしれない、となんとなく思う(それは「まとまりがない」からではなく、読み物として「まとまっている」から)。

一週間酒びたりでその後もうつ状態が長く続いておられたのはさぞかし辛かっただろうとは思うものの、そんな筆者を心配するまわりの人が大勢いる。こんなふうにまず思うのも本当に私の鬼畜な病みっぷりなんだろうけど、「きれいに落ちて、回復に向かっている」と実はさめた気持ちでいる。仮に私が家にこもりだしたとしても、たぶん誰も来ないし、誰も何も言ってこない。メールも来ないと思う。しんでもけっこう長い間、気づかれないのではないかと思っている。

密林をふらふらしてたら、3年前のショーイングでかかり、ずっと気になっていた曲がわかった。
サティかと思ってた。なんども聴いてしまう。
聴いてたら気持ちよくてごろごろしてしまい、まくら屋さんへ行くパワーと時間はなくなりました。クラシックはよく知らないけれども、これは聴いてて無駄な要素がないと感じる。ぶれてない、すっきり。

クラス友のアトリエ公演を観に行く。彼女はマイムをやっています。なかなかセンスいいし、表情の演技がとても上手で驚いた(上から目線的な言い方で恐縮ですが)。衣装も似合ってる。難しいけれど、動きの質感の違いが出るともっといいと思う。全体に音楽やSEの使い方が過剰というか説明的に感じたが、そういうもの?

毎度ためになるストリートダンスバトル番組、ABDCのシーズン5。西部のポレオティックスが最高にオカシイ(すごく上に行きそう)。それとハワイのハイプ5-0がパワーも魅力も抜群にある。東のスタティック・ノイズ、面白くなるかも。といったところに期待。風邪はまだ残る。

インプット再開

2010年9月14日 音楽
美しー!

1曲(shop in store)だけITSで買い、プレイリストに入れて聴いていたら、比してその曲だけ格調が違う。アルバムまるごと購入。

やっと終わった(本番)ので、怠っていたもろもろのインプットしよ。秋の公演チケット、WS…。ダンスはいろいろ観たいな。

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