「ピナ・バウシュ 夢の教室」
2012年4月11日 映画ピナその1。ダンス経験のない10代の男女が10ヶ月のリハーサル期間を経てピナの代表作「コンタクトホーフ」を上演するまでを、わりかし淡々と描いたドキュメンタリー。
実際に指導にあたったのは元ヴッパタール舞踊団のダンサー、ベネディクトとジョー。かつての出演者ならではの作品に対する深い理解と敬意、それに並々ならぬ熱意が指導には大いに貢献したはず。ピナは合間に顔を出して、励ましたり普通に細かいダメ出しする姿が新鮮(笑)。(もっと無口で大御所なイメージでした)。
「コンタクトホーフ」まず難しい作品と思った。走ったり歩いたり、なにげない日常の動きと小さな仕草、それに感情表現でシーンをつくっていくのは実はたいへん。芝居っぽかったり、仕草が「振り」(あらかじめ決められた動き)に見えてしまうとすぐわかるし、くすんでしまう(でも、ちょっとした違いで伝わり方が変わるのも面白いところ)。
うわべでなく、パフォーマーが「どっからでもお見せします」と自分をさらけ出さないと息づいてこないが、この映画の少年少女たちはがんばったと思う。とてもしっかりと舞台に立っていました。素直でみずみずしく、素敵だった。さぞかし勉強になっただろうし、何物にも替え難い貴重な時間だっただろう。贅沢過ぎる機会がうらやましい!
さわやかな“青春の挑戦編”の次は、「じゃプロのパフォーマーはピナの作品をどう表現するんだろう…」が気になり「踊るいのち」へ続く。
実際に指導にあたったのは元ヴッパタール舞踊団のダンサー、ベネディクトとジョー。かつての出演者ならではの作品に対する深い理解と敬意、それに並々ならぬ熱意が指導には大いに貢献したはず。ピナは合間に顔を出して、励ましたり普通に細かいダメ出しする姿が新鮮(笑)。(もっと無口で大御所なイメージでした)。
「コンタクトホーフ」まず難しい作品と思った。走ったり歩いたり、なにげない日常の動きと小さな仕草、それに感情表現でシーンをつくっていくのは実はたいへん。芝居っぽかったり、仕草が「振り」(あらかじめ決められた動き)に見えてしまうとすぐわかるし、くすんでしまう(でも、ちょっとした違いで伝わり方が変わるのも面白いところ)。
うわべでなく、パフォーマーが「どっからでもお見せします」と自分をさらけ出さないと息づいてこないが、この映画の少年少女たちはがんばったと思う。とてもしっかりと舞台に立っていました。素直でみずみずしく、素敵だった。さぞかし勉強になっただろうし、何物にも替え難い貴重な時間だっただろう。贅沢過ぎる機会がうらやましい!
さわやかな“青春の挑戦編”の次は、「じゃプロのパフォーマーはピナの作品をどう表現するんだろう…」が気になり「踊るいのち」へ続く。
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