今日のレッスンで、「意識がつながっている(全身にいきわたる)踊りをするように」と先生に言われる。これはいつも言われることで、自分でも(特に焦っているときなど)肩のあたりに力が集まってしまい、そこだけで動いてしまっているのがわかる。身体の中心から伝わるような動きをじっくり待てず、手足で先に動いてしまったりする。「どう心がければいいのですか?」と訊いてみた。
その先生によると「バランスのいい動きができるときというのは、楽なとき」なのだそうだ。身体に無駄な力が入らず、何も考えなくても気持ちよく踊れるときは、軸が決まっているのだとか。そうなんだろうな…と思う。
先生はしばらく考えて、「癖というのは、なかなかとるのが難しい。でも自分で意識できるというのは、改善される方向に向かっているということ。自分の欠点を掘り下げようとするより、どうすればよりシャープに踊れるか、大きく踊れるかなどプラスの方向に意識を向けてみてはどうか」とおっしゃった。
確かに私はすぐに自分の欠点にとらわれて、その緊張がよけいできなくさせる。「できない」ということは自分にとってすごく恥ずかしかったり、自信をなくさせることらしいのだ。頭ではそこまで思いつめてはいないと思っても、踊りのときは如実に出る。大げさに言うと、できないと自分が根本的に決定的に間違っている気がしていたたまれないというか。
でも、先生の言葉を聞いて「自分を信じていい、ということですか?」と訊くと、「そう!」と言われた。「あなたは本当にがんばっているから」とも。…ほう。訊いてよかった。
できなければ落ちこんでないで、練習すればいいだけ…と思って自分ではクールに励んでいるつもりでも、既にぶれている気が。ひょっとしたらやるべきことは「練習」より先に、「失敗をそんなにもみっともなく恥と感じる自分」にフォーカスしたほうがいいのかな? ダンスには深堀りの種が尽きないです。
その先生によると「バランスのいい動きができるときというのは、楽なとき」なのだそうだ。身体に無駄な力が入らず、何も考えなくても気持ちよく踊れるときは、軸が決まっているのだとか。そうなんだろうな…と思う。
先生はしばらく考えて、「癖というのは、なかなかとるのが難しい。でも自分で意識できるというのは、改善される方向に向かっているということ。自分の欠点を掘り下げようとするより、どうすればよりシャープに踊れるか、大きく踊れるかなどプラスの方向に意識を向けてみてはどうか」とおっしゃった。
確かに私はすぐに自分の欠点にとらわれて、その緊張がよけいできなくさせる。「できない」ということは自分にとってすごく恥ずかしかったり、自信をなくさせることらしいのだ。頭ではそこまで思いつめてはいないと思っても、踊りのときは如実に出る。大げさに言うと、できないと自分が根本的に決定的に間違っている気がしていたたまれないというか。
でも、先生の言葉を聞いて「自分を信じていい、ということですか?」と訊くと、「そう!」と言われた。「あなたは本当にがんばっているから」とも。…ほう。訊いてよかった。
できなければ落ちこんでないで、練習すればいいだけ…と思って自分ではクールに励んでいるつもりでも、既にぶれている気が。ひょっとしたらやるべきことは「練習」より先に、「失敗をそんなにもみっともなく恥と感じる自分」にフォーカスしたほうがいいのかな? ダンスには深堀りの種が尽きないです。
ピルエットのためのメモ
2005年7月9日 ダンスもの今日のレッスンでダンス友が「初めてピルエットのトリプル(3回転)できた!」と感激していた。彼女の言葉から参考のためにメモ:
●1回目に回ったときから、「(トリプルが)できる」という感じがあった。
●トリプルを回ってもまだずーっと立っていられそうな感覚があった。止めなければ4回目もできたかもしれない。
●はじめのプレパレーションのときから、力が抜けていた。
●(力を入れるのではなく)上にあがる、という感覚。洗濯機の脱水槽みたいに、上へ上へ回転してしぼりあげるような感じ。
●(回ろうとするよりも)上に立つ、という感覚。
●1回、2回、3回と別々にあるのではなく、3回が(区切りなく)1セットという感じ。
●怖さを感じない。すごく気持ちいい。
「この感じなのか」と、彼女は大喜びしていた。「できたのはこの先生のレッスンでリラックスできたのが大きいと思う、気持ちの影響が大きいみたい」とも彼女は言っていた。私もその境地に到達したい。すごくすごくうらやましい。
●1回目に回ったときから、「(トリプルが)できる」という感じがあった。
●トリプルを回ってもまだずーっと立っていられそうな感覚があった。止めなければ4回目もできたかもしれない。
●はじめのプレパレーションのときから、力が抜けていた。
●(力を入れるのではなく)上にあがる、という感覚。洗濯機の脱水槽みたいに、上へ上へ回転してしぼりあげるような感じ。
●(回ろうとするよりも)上に立つ、という感覚。
●1回、2回、3回と別々にあるのではなく、3回が(区切りなく)1セットという感じ。
●怖さを感じない。すごく気持ちいい。
「この感じなのか」と、彼女は大喜びしていた。「できたのはこの先生のレッスンでリラックスできたのが大きいと思う、気持ちの影響が大きいみたい」とも彼女は言っていた。私もその境地に到達したい。すごくすごくうらやましい。
No Turning Back
2005年6月21日 ダンスもの3月まで習っていた先生が、スタジオを借りてONE DAY レッスンをするというので、家から近くはなかったけれど楽しみに出かけた。
行ってみたら横長のスタジオに人がぎゅうぎゅうで、予想していなかった賑わいに驚く。混雑したスタジオに弱い私はここでまずめげる。そしてどこからか、熟年女性が多く参加してきていて、全体の雰囲気がなんだかスポーツクラブみたいなノリなのだ。場所は大きくとれないし、なんとなく馴れ合いぽい感じに欲求不満度が高まる。身体を動かした気がしないよ! 自分を棚に高く上げてあえて言うけれど、自分より下手な人に囲まれるより、上手な人に囲まれたいと思う(そういう自分もなまっている、とも思ったのだった)。
しかし今回のレッスンに出たおかげで、長く通ったレッスンが春に終わってしまったのは自分の望んだことではなかったが、「潮時」だったんだなともつくづくわかる。「卒業」したのだから、戻ってはだめだ。
レッスンの内容にというより、人の多さに疲れてしまったが、幸いなことにスタジオ近くに住む友人がその後で「夜お茶」に呼んでくれた。上海のそれはそれはおいしいプーアール茶と、ペニンシュラ(わおっ)の超クリ―ミー杏仁豆腐(正しい商品名不明)でもてなしてくださり、大いに和む。
ふと思ったけれど、私がいちいち自分の写真にひどく落ち込むのは「見かけがだめ=愛されない」という公式がいまだに刷りこまれているからなのではないだろうか。「だめ」というその基準がわからないのも悩ましいところなのだが。写真を見て自分の姿に落ちこむたび、愛される可能性が減るような気がする。自分で書いていて「ばかみたい」とも思うけど、なぜだかこの沼からはなかなか足を洗えないんだよね。
行ってみたら横長のスタジオに人がぎゅうぎゅうで、予想していなかった賑わいに驚く。混雑したスタジオに弱い私はここでまずめげる。そしてどこからか、熟年女性が多く参加してきていて、全体の雰囲気がなんだかスポーツクラブみたいなノリなのだ。場所は大きくとれないし、なんとなく馴れ合いぽい感じに欲求不満度が高まる。身体を動かした気がしないよ! 自分を棚に高く上げてあえて言うけれど、自分より下手な人に囲まれるより、上手な人に囲まれたいと思う(そういう自分もなまっている、とも思ったのだった)。
しかし今回のレッスンに出たおかげで、長く通ったレッスンが春に終わってしまったのは自分の望んだことではなかったが、「潮時」だったんだなともつくづくわかる。「卒業」したのだから、戻ってはだめだ。
レッスンの内容にというより、人の多さに疲れてしまったが、幸いなことにスタジオ近くに住む友人がその後で「夜お茶」に呼んでくれた。上海のそれはそれはおいしいプーアール茶と、ペニンシュラ(わおっ)の超クリ―ミー杏仁豆腐(正しい商品名不明)でもてなしてくださり、大いに和む。
ふと思ったけれど、私がいちいち自分の写真にひどく落ち込むのは「見かけがだめ=愛されない」という公式がいまだに刷りこまれているからなのではないだろうか。「だめ」というその基準がわからないのも悩ましいところなのだが。写真を見て自分の姿に落ちこむたび、愛される可能性が減るような気がする。自分で書いていて「ばかみたい」とも思うけど、なぜだかこの沼からはなかなか足を洗えないんだよね。
「18禁」のスタジオでレッスンを受けてみた。とはいえ別段えろてぃっくなことを教わるわけではなく、「大人の初心者が気軽にダンスを始められるよう特に配慮しているので、18才以下の方はお断り願っている」という趣旨。ここはいわゆる有名スタジオではないが、サイトを見て、好感をもったので体験レッスンを申し込んでみたのだ。
地下にあるスタジオはこじんまりしているけど、きれい。なんとアロマランプがつけてある。ちょっと重いけれど私の好きなサンダルウッドだ。いい香りのスタジオなんて、あちこち行ったけど初めて。
たぶん、年齢が私と近い女性の先生で、レッスンを受けに来た人は今日は結局7人だった。先生は「もっと多い日もあるんですよ」と恥ずかしそうに言っていたが、広々と場所を使えてぜいたくでいいです。ここは某スタジオのように「名ばかり入門・初級」ではなく、名実ともに(?)「初級」の内容。
体験レッスン代が高い…と思っていたんだけど、7時半から始まって休憩も入れて終わったのが10時。2時間半はあっというまだったけど、ずいぶんていねいにストレッチやアイソレーションをやっていた(選曲もぐー)。すごくよくしゃべる先生(笑)。でもためになることをいろいろ言ってくれた。私は黙々とレッスンする先生よりは、あれこれ言葉で教えてくれる先生のほうがいいと思う(というかそういう人でないと困る)。
振りは「シャル・ウィ・ダンス」の曲でラテンぽいやつだったんだけど…こういう「いなたい」踊りっていいなー。同時代的なクラブジャズみたいに複雑だったり洗練されたものより、どうしても古臭い踊りって好きっ!自分にテクニックがないせいでもありますが…。フォッシー・スタイルちっくなのもやはりやってみたい。
どこのスタジオでも本来は「道を究める」ストイックな側面と、踊りということに本来そなわる楽しさがあると思うけど、レベルを上げようと思うと前者の要素が強くなって修行になったりする。精進も必要だけど、私にとってのダンスには屈託のない楽しさ、気持ちよさ、解放感もなくてはならないものです。
今日は楽しかったー! ほどよくフレンドリーな雰囲気だし。うちからはちと遠いのが難ですが、また行ってみようかな。
地下にあるスタジオはこじんまりしているけど、きれい。なんとアロマランプがつけてある。ちょっと重いけれど私の好きなサンダルウッドだ。いい香りのスタジオなんて、あちこち行ったけど初めて。
たぶん、年齢が私と近い女性の先生で、レッスンを受けに来た人は今日は結局7人だった。先生は「もっと多い日もあるんですよ」と恥ずかしそうに言っていたが、広々と場所を使えてぜいたくでいいです。ここは某スタジオのように「名ばかり入門・初級」ではなく、名実ともに(?)「初級」の内容。
体験レッスン代が高い…と思っていたんだけど、7時半から始まって休憩も入れて終わったのが10時。2時間半はあっというまだったけど、ずいぶんていねいにストレッチやアイソレーションをやっていた(選曲もぐー)。すごくよくしゃべる先生(笑)。でもためになることをいろいろ言ってくれた。私は黙々とレッスンする先生よりは、あれこれ言葉で教えてくれる先生のほうがいいと思う(というかそういう人でないと困る)。
振りは「シャル・ウィ・ダンス」の曲でラテンぽいやつだったんだけど…こういう「いなたい」踊りっていいなー。同時代的なクラブジャズみたいに複雑だったり洗練されたものより、どうしても古臭い踊りって好きっ!自分にテクニックがないせいでもありますが…。フォッシー・スタイルちっくなのもやはりやってみたい。
どこのスタジオでも本来は「道を究める」ストイックな側面と、踊りということに本来そなわる楽しさがあると思うけど、レベルを上げようと思うと前者の要素が強くなって修行になったりする。精進も必要だけど、私にとってのダンスには屈託のない楽しさ、気持ちよさ、解放感もなくてはならないものです。
今日は楽しかったー! ほどよくフレンドリーな雰囲気だし。うちからはちと遠いのが難ですが、また行ってみようかな。
レッスンで久しぶりにダンス友に会った。彼女は果敢に「これ!」と思う先生を追ってあちこちのスタジオに通っている勇気と行動の人だ。レッスン後に近くのカフェでお茶して、ためになる各スタジオ&先生情報を教えてもらう。
新しいところに行くのは緊張するけど、渡り歩いているうちに「自分の限界が見えてきて、腹がすわってきた」と笑っていた。自分より上のレベルのところで、(ついていけなくても)投げないで自分のペースでできる、って大変なことだ。すごいなあ。いい刺激をもらった。
新しいところに行くのは緊張するけど、渡り歩いているうちに「自分の限界が見えてきて、腹がすわってきた」と笑っていた。自分より上のレベルのところで、(ついていけなくても)投げないで自分のペースでできる、って大変なことだ。すごいなあ。いい刺激をもらった。
今日もピルエットうまく回れず。できなくても日常生活困りはしないけど、「回れない」ことは自分の存在意義に関わっているらしくしょげてしまう。本当にこれは長いあいだの課題だけど、気にし過ぎるのもいけない一因かな?
家の台所でバランスをとる練習をする。身体を上にしぼりあげるように、足は床を突き刺して押すように…。
家の台所でバランスをとる練習をする。身体を上にしぼりあげるように、足は床を突き刺して押すように…。
超絶技巧アイソレーション
2005年4月19日 ダンスものダンススタジオ探訪の続き。大久保の有名スタジオB…(といえばあそこですね)へ行った。目当てのクラスの、前の時間帯のレッスンが「これが入門なの? すげー!」というような高度な振りを踊っていたように、ここでは「初級」が実質「中級〜」のようなものらしい。
時間の都合で最後までは見れなかったが、アイソレーションですらなんだか複雑な動きをしていて、それにみなさんついていっているようですごいわ。先生(男性)は音楽に合わせるどころか、音楽が聴こえてくるようなしなやかな身体の動き。私も思わず身体をよじりながら見入ってしまいました。そのあともクラスはバレエ系のやつ、ストレッチなどをみっちりとやっていた。しかし、ただ見ているというのは間抜けだ。見学ってフラストレーションたまるぅ。早く居場所の踊り場を見つけたいです。
時間の都合で最後までは見れなかったが、アイソレーションですらなんだか複雑な動きをしていて、それにみなさんついていっているようですごいわ。先生(男性)は音楽に合わせるどころか、音楽が聴こえてくるようなしなやかな身体の動き。私も思わず身体をよじりながら見入ってしまいました。そのあともクラスはバレエ系のやつ、ストレッチなどをみっちりとやっていた。しかし、ただ見ているというのは間抜けだ。見学ってフラストレーションたまるぅ。早く居場所の踊り場を見つけたいです。
会社の帰りに、某有名スタジオに行ってみた。かねてから敷居が高いと思っていた恵比寿のB(…といえばあそこですが)、とっつきやすそうな初心者レベルのクラスに出た。
ここに限らず、新しいところに行くときは「上手い人ばかりで、ついていけなかったらどうしよう」「きれいなお姉さんやB系の娘っこばかりだったらどうしよう」とかあれこれ心配して行く前からびびる。でもいざ行ってみると、場所は違ってもすることは(程度の差はあれ)同じなので、手も足もでないということもないし、「踊る場所」というのはやはりよいものだ。
そう広くはないけど、鏡が大きく見やすいスタジオ。使いこんだ感じの床。今日のクラスは「きくぅ〜」って感じのストレッチを主に長くやって、振付はちょっぴり。悪くないけど、ちょっと物足りない。表現のこつとかも教えてくれるほうがいいか。実際に出てみると自分の希望がわかるようです。
レッスンに行く前に寄ったファーストフードの店でふと「なんだか旅行みたい」と思った。不安やめんどくささも感じながら、新しいところを探して訪ねていると、東京に住んでいるのに、自分が長期滞在者のような気持ちになる。誰も知る人がいないところで、いつもやっているようなことをする。実はこういうの嫌いじゃない。というか好きかも…。
ここに限らず、新しいところに行くときは「上手い人ばかりで、ついていけなかったらどうしよう」「きれいなお姉さんやB系の娘っこばかりだったらどうしよう」とかあれこれ心配して行く前からびびる。でもいざ行ってみると、場所は違ってもすることは(程度の差はあれ)同じなので、手も足もでないということもないし、「踊る場所」というのはやはりよいものだ。
そう広くはないけど、鏡が大きく見やすいスタジオ。使いこんだ感じの床。今日のクラスは「きくぅ〜」って感じのストレッチを主に長くやって、振付はちょっぴり。悪くないけど、ちょっと物足りない。表現のこつとかも教えてくれるほうがいいか。実際に出てみると自分の希望がわかるようです。
レッスンに行く前に寄ったファーストフードの店でふと「なんだか旅行みたい」と思った。不安やめんどくささも感じながら、新しいところを探して訪ねていると、東京に住んでいるのに、自分が長期滞在者のような気持ちになる。誰も知る人がいないところで、いつもやっているようなことをする。実はこういうの嫌いじゃない。というか好きかも…。
今日はレッスン最終日。幹事さんを手伝って、私も花束の買出しについていった。私はこのジャズダンスのクラスが始まったとき以来のメンバーで、彼女も同じくらい古参。時間が余ったので、クラスの中心的存在である彼女にいろいろ「裏事情」を聞いた。私は先生がお辞めになるのは、健康上の理由だとばっかり思っていたけど、メインの理由は「人間関係」であり、一部の「熱い」生徒側の思惑もいろいろ爆走しているとな。…ぜんぜんっ知らなかったです。
レッスン終わるとさぞ悲しいだろうな…とずっと思っていたのだが、ふとこれは自分にとって「卒業」なのか、と思えたら、なんだかふっきれた気がした。100%ではないにせよ、ここでやれることはやりきった、というような感じ。
いちばん前で先生と並んで踊っていると、実は「この人には負けない!」と思っていたりする。先生のまねをするんじゃなくて(できないけど)、自分なりに大きく踊って目立ってやる、という気持ちになる。
いつごろからこんなふうに思うようになったのか、忘れた。ここに通いながら、実は他のジャンルやスタジオに浮気してかけもちしていたが、今ではやっぱりオーソドックスなジャズに集中したいと考えている。(ものすごく僭越な言い方だけど)ここの先生がただただ見上げる存在ではなくて、張り合う相手になって踊るのはとても楽しいけれど、やっぱりそろそろ潮時でいいのかもしれない。最後のコンビネーションも、踊り切ったと思う。ありがとうございました。
時間はかかるだろうが、次の踊り場を探そう。自分に合ったところをみつけて、また精進しようっと。
花束とプレゼントを渡して、打ち上げ。うちに帰ってものすごく心配だった仕事(ハローハローと電話で督促または取材)をする。相手の出方次第で夜明けを見る覚悟だったけど、深夜に寝れそうです。
レッスン終わるとさぞ悲しいだろうな…とずっと思っていたのだが、ふとこれは自分にとって「卒業」なのか、と思えたら、なんだかふっきれた気がした。100%ではないにせよ、ここでやれることはやりきった、というような感じ。
いちばん前で先生と並んで踊っていると、実は「この人には負けない!」と思っていたりする。先生のまねをするんじゃなくて(できないけど)、自分なりに大きく踊って目立ってやる、という気持ちになる。
いつごろからこんなふうに思うようになったのか、忘れた。ここに通いながら、実は他のジャンルやスタジオに浮気してかけもちしていたが、今ではやっぱりオーソドックスなジャズに集中したいと考えている。(ものすごく僭越な言い方だけど)ここの先生がただただ見上げる存在ではなくて、張り合う相手になって踊るのはとても楽しいけれど、やっぱりそろそろ潮時でいいのかもしれない。最後のコンビネーションも、踊り切ったと思う。ありがとうございました。
時間はかかるだろうが、次の踊り場を探そう。自分に合ったところをみつけて、また精進しようっと。
花束とプレゼントを渡して、打ち上げ。うちに帰ってものすごく心配だった仕事(ハローハローと電話で督促または取材)をする。相手の出方次第で夜明けを見る覚悟だったけど、深夜に寝れそうです。
遥かなりキノコへの道
2004年12月14日 ダンスもの「珍しいキノコ舞踊団」ワークショップの2回目。ストレッチなどしてから、ミラーワークや、相手の動きにからんで動く、相手に押してもらい、その力だけで動く…というのをやった。
最後のワークは、人形のように相手に押されるまま転がったり進んだりする、というものだが、力が入って動きを止めてしまったり、相手の押す力以上に自分で動いてしまったり(やり過ぎ)…と難しい。
私はそもそも、身体の緊張度がかなり高い。同性でも近づいたり、さわられたりしそうになると緊張する。そうされるのが嫌というのではなく、「どういう反応をとったらいいんだろう?」とミニパニックが起きるというのに近い。異性だとなおさらそうだ。
この緊張感は、ふたり関係の緊張に似ている。特にあまり親しくない人とふたりになる場面があると、「私はこの人をどうおもてなししたらいいのか? どう期待に応えたらいいのか?」と自動的に反応してしまうようなのだ。無用に焦る。焦らせる人といえば母、などと深堀りしてみる。くすん。
長いこと踊りもしていながら、そういう意味では身体がすぐ固くなってしまう。今日も自分の固さに気づかされた。前よりは力も抜けたと思うけれど、怖がってすぐ固まってしまう自分の身体に直面すると、なんだかとても悲しい。人も社会も拒んでいた自分の歴史が見えるから。身体をひらけるようになるのはいつだろう。身体が変わると心も変わると言うけれど。
最後のワークは、人形のように相手に押されるまま転がったり進んだりする、というものだが、力が入って動きを止めてしまったり、相手の押す力以上に自分で動いてしまったり(やり過ぎ)…と難しい。
私はそもそも、身体の緊張度がかなり高い。同性でも近づいたり、さわられたりしそうになると緊張する。そうされるのが嫌というのではなく、「どういう反応をとったらいいんだろう?」とミニパニックが起きるというのに近い。異性だとなおさらそうだ。
この緊張感は、ふたり関係の緊張に似ている。特にあまり親しくない人とふたりになる場面があると、「私はこの人をどうおもてなししたらいいのか? どう期待に応えたらいいのか?」と自動的に反応してしまうようなのだ。無用に焦る。焦らせる人といえば母、などと深堀りしてみる。くすん。
長いこと踊りもしていながら、そういう意味では身体がすぐ固くなってしまう。今日も自分の固さに気づかされた。前よりは力も抜けたと思うけれど、怖がってすぐ固まってしまう自分の身体に直面すると、なんだかとても悲しい。人も社会も拒んでいた自分の歴史が見えるから。身体をひらけるようになるのはいつだろう。身体が変わると心も変わると言うけれど。
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キノコ先生のレッスン
2004年12月7日 ダンスもの会社の帰りに「珍しいキノコ舞踊団」の伊藤千枝さんによるワークショップへ行く(全3回)。少し前にこのカンパニーの"frill mini (wild)"をスカパーで観て「とてつもなく可愛い!」と一目惚れし、ネットで探したところこのWSを見つけたのだ。
参加者は20人くらい(ほとんど女性)で、呼吸をとりいれたり、コンタクトインプロ風に二人で身体をくっつけてやるストレッチを行った後、二人組で鏡のつもりでまねっこをしたり、小指とかひざとか身体の一部をくっつけて踊ったり、全身を使った遊びみたいなことをしてあっという間に時間が過ぎた。どれもこれも私好みですごく楽しい。みんな大人なのに、子どもみたいな顔して遊んでいた。
先生はほんわかした雰囲気で、くにゃくにゃな身体を空間にすっとなじませて動ける人。思うに、ダンサーって身体の構造のキメというか、細胞が普通の人より細やかにできているような気がします。
私は長くダンスを続けているわりに、踊りが好きと自覚できるようになったのはここ数年になってからだ。20代の頃から踊っているのに、ダンスが自分にとって何なのかわからなかった。「ダンス」がイメージするような、明るさ、活発さ、それにやせた身体は自分にないと思っていたから、素直に「ダンスが好き」というのともちょっと違うような気がしていた。運動も苦手、また積極性に欠けていたり詰めが甘かったりするせいか、長く続けているわりには本当にうまくない。
人に説明できなくても、どうして自分がダンスを続けているのか、自分にダンスが必要なのか今はよくわかる。自分がどこにつかまって、ダンスとつながっているのかが見えてきた、というか。踊っていると自分の欠けているところが満たされたり、過剰なところが抜けたりする。リセットされたりバランスがとれたりする。
でも「どうして」ということはあまりもう考えなくて、今ではダンスがとにかく楽しいです。
参加者は20人くらい(ほとんど女性)で、呼吸をとりいれたり、コンタクトインプロ風に二人で身体をくっつけてやるストレッチを行った後、二人組で鏡のつもりでまねっこをしたり、小指とかひざとか身体の一部をくっつけて踊ったり、全身を使った遊びみたいなことをしてあっという間に時間が過ぎた。どれもこれも私好みですごく楽しい。みんな大人なのに、子どもみたいな顔して遊んでいた。
先生はほんわかした雰囲気で、くにゃくにゃな身体を空間にすっとなじませて動ける人。思うに、ダンサーって身体の構造のキメというか、細胞が普通の人より細やかにできているような気がします。
私は長くダンスを続けているわりに、踊りが好きと自覚できるようになったのはここ数年になってからだ。20代の頃から踊っているのに、ダンスが自分にとって何なのかわからなかった。「ダンス」がイメージするような、明るさ、活発さ、それにやせた身体は自分にないと思っていたから、素直に「ダンスが好き」というのともちょっと違うような気がしていた。運動も苦手、また積極性に欠けていたり詰めが甘かったりするせいか、長く続けているわりには本当にうまくない。
人に説明できなくても、どうして自分がダンスを続けているのか、自分にダンスが必要なのか今はよくわかる。自分がどこにつかまって、ダンスとつながっているのかが見えてきた、というか。踊っていると自分の欠けているところが満たされたり、過剰なところが抜けたりする。リセットされたりバランスがとれたりする。
でも「どうして」ということはあまりもう考えなくて、今ではダンスがとにかく楽しいです。
友人が出演するフラの発表会へ行く。発表会といっても、ミュージシャンの歌と演奏、ハワイちっくなMCがついた大がかりなものでした。
フラはジャズダンスとはまるで違い(あたりまえだ)やけに難しそうにみえるのに、踊り手たちは笑顔を絶やさず! 私もこんなふうに花のよーに、自然の女らしさ全開で踊れるもんなら踊ってみたい。ベリーダンスにもちょっと感じるけど、フラにある「女神っぽさ」「天女っぽさ」というか、何か天上のものとつながっている感じだとか、スピリットの表現であるとかは、ジャズダンスにはない(と私は思う)ものなので、うらやましい。こういう感じも憧れる。
やはり踊りは振りを踊るだけではなく、何かこぼれ出すものがないとつまらないではないか。踊ることで空気が変わらないとつまらない。そこまでいけたらなあ!
フラはジャズダンスとはまるで違い(あたりまえだ)やけに難しそうにみえるのに、踊り手たちは笑顔を絶やさず! 私もこんなふうに花のよーに、自然の女らしさ全開で踊れるもんなら踊ってみたい。ベリーダンスにもちょっと感じるけど、フラにある「女神っぽさ」「天女っぽさ」というか、何か天上のものとつながっている感じだとか、スピリットの表現であるとかは、ジャズダンスにはない(と私は思う)ものなので、うらやましい。こういう感じも憧れる。
やはり踊りは振りを踊るだけではなく、何かこぼれ出すものがないとつまらないではないか。踊ることで空気が変わらないとつまらない。そこまでいけたらなあ!
なぜ男はスタジオに来ないか
2004年7月29日 ダンスものいつも来週は休もう、とか今週でやめよう、と思いつつソウル&ロックのレッスンへ行く私(ジャズは休む気もやめる気もない)。
今日は注意されないなーと思っていたら、二人組で練習してたときに先生が私に「人とコミュニケーションとるの苦手でしょ。そういうの得意になると生活も楽になるよ」と言わずもがなのことを言う。先生が見てたときに、たまたま彼女と微妙な間ができただけなのに(その後ちゃんとできた)…まったく性格悪い奴だよ。あんたに言われたくない。
救いは刺されているのは私だけではない、ということ。それにこのクラスは同世代も何人かいるので気が楽。レッスンのあとに話していたら、あるダンス友(女性)が面白いことを言っていた。「男はだめ出しに弱いんだよね。女の人って言われてへこむけど、立ち直るじゃない?男は打たれ弱いからレッスン続かないの」だとか。
うーん、言えてるかも。すごくうまくて続ける人もいる(プロとかコンテスト、イベントに出るのを目指すような人)。でも確かに趣味レベルで続ける男性って少ないんだよね。先生がキツイとくればなおさら。それを聞くと刺されているうちは止められない…とも性懲りもなく思う。
今日は注意されないなーと思っていたら、二人組で練習してたときに先生が私に「人とコミュニケーションとるの苦手でしょ。そういうの得意になると生活も楽になるよ」と言わずもがなのことを言う。先生が見てたときに、たまたま彼女と微妙な間ができただけなのに(その後ちゃんとできた)…まったく性格悪い奴だよ。あんたに言われたくない。
救いは刺されているのは私だけではない、ということ。それにこのクラスは同世代も何人かいるので気が楽。レッスンのあとに話していたら、あるダンス友(女性)が面白いことを言っていた。「男はだめ出しに弱いんだよね。女の人って言われてへこむけど、立ち直るじゃない?男は打たれ弱いからレッスン続かないの」だとか。
うーん、言えてるかも。すごくうまくて続ける人もいる(プロとかコンテスト、イベントに出るのを目指すような人)。でも確かに趣味レベルで続ける男性って少ないんだよね。先生がキツイとくればなおさら。それを聞くと刺されているうちは止められない…とも性懲りもなく思う。
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メディカル翻訳の見直しをしつつぱたぱた寝る。起きたらレッスン1時間前だった。会社の帰りでなく自宅からそのために出る、ってかなり面倒でよっぽど「行くのよそうか」と思ったが行く。
何度「このレッスンで最後にしよう」と思ったことか。私にはジャズもあるしぃ、ソウルはちっとも上達しないしぃと毎度思うのだが、この先生は性格悪くて厳しいが、やはりいいダンサーで先生なのでやめられない。90分のレッスンのうち半分くらいは「シャムロック」(というステップ)だけをやらされた。他の先生ならスルーするところ、絶対見ていて注意する。こういう人を見ていると、先生なら誰でもいいというわけじゃないと思う。同じレッスンの友に「言う甲斐があると思うから注意するんだよ」と慰められる。
今日は連絡ものに縁があると思っていたら、前の会社の上司から「あの案件ってどうだっけ?」というメールが入っていた。そ、そんなの忘れたよ〜。
何度「このレッスンで最後にしよう」と思ったことか。私にはジャズもあるしぃ、ソウルはちっとも上達しないしぃと毎度思うのだが、この先生は性格悪くて厳しいが、やはりいいダンサーで先生なのでやめられない。90分のレッスンのうち半分くらいは「シャムロック」(というステップ)だけをやらされた。他の先生ならスルーするところ、絶対見ていて注意する。こういう人を見ていると、先生なら誰でもいいというわけじゃないと思う。同じレッスンの友に「言う甲斐があると思うから注意するんだよ」と慰められる。
今日は連絡ものに縁があると思っていたら、前の会社の上司から「あの案件ってどうだっけ?」というメールが入っていた。そ、そんなの忘れたよ〜。
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もう7月で会社に行くのも正味二週間ない。ここのgirlsと別れるとか、いろいろさみしいことだなあ。とはいえもうあまりない作業を、薄いジュースをさらに水で薄めるごとくちんたら仕事して一日をもたせている私ではあるが。
ソウル&ロッキングのレッスンに行く。ここの先生は目も耳もよく、口出しも多い。つまり熱心に指導してくれる。人数が少ないので目が行き渡らないわけがなく、よくあれこれと、ねちねちと注意される。それも怒られ慣れしたというか。一年ちょっとくらいこの先生のクラスに出ているが、やっとお互い信頼関係ができてきたような気がする。
ノリが悪く、毎週のように通っているわりには前に出られず消極的な私を「なんだこいつ」と思われていたかもしれないけど、今は「勘は鈍いし覚えは悪いし、何が楽しいのかよくわからないけどレッスンにはついてくるやつ」くらいには思われているような。私もこの手の踊りの作法が前に比べると入ってきた…ような気がする。
ソウル&ロッキングのレッスンに行く。ここの先生は目も耳もよく、口出しも多い。つまり熱心に指導してくれる。人数が少ないので目が行き渡らないわけがなく、よくあれこれと、ねちねちと注意される。それも怒られ慣れしたというか。一年ちょっとくらいこの先生のクラスに出ているが、やっとお互い信頼関係ができてきたような気がする。
ノリが悪く、毎週のように通っているわりには前に出られず消極的な私を「なんだこいつ」と思われていたかもしれないけど、今は「勘は鈍いし覚えは悪いし、何が楽しいのかよくわからないけどレッスンにはついてくるやつ」くらいには思われているような。私もこの手の踊りの作法が前に比べると入ってきた…ような気がする。
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土曜のレッスンで会うダンス友は時間があるとあちこちのスクールに足を運び、レッスンに出ている。私は新しい場所が苦手で、自分ができないことを集中して練習しようという根性にいまいち欠けるから、彼女の努力と行動力には頭が下がる。
「できることを習いに行ってもしょうがないから」難しいクラスに(めげながらも)通っているとか。ちょっと目からうろこ。うまくできないとそのクラスに自分がいてはいけないような気がしていたので。できないからレッスンするのだ…そうか。
午前中は実家のわんこを洗い、ふかふか犬にする。お風呂に入ったごほうびにボールのおもちゃをあげたら、噛むたびに音が鳴る。買うときに店で押してみて「きゅーきゅー音」の大きさを確かめたつもりだったが…相当うるさいよん。
私にもごほうびに(何の?)ゲランでアクアアレゴリアの新作「ミントフォーリア」(オーデトワレ)を買う。同時に発売された「アニシア ベラ」もひねりのあるハーブの香りで迷ったがミントは珍しいのでこちらにした。軽くて夏にはよいでしょう。
経済の訳文を見直すが語彙も文型のバラエティも乏しくてださださ。何とかせねば…と思いながら「レッツ・ダンス」を聴く。このアルバムは非常にきらびやかで好きな曲もあるし、良くも悪くも80年代らしい音だと思う。でも時系列的に聴いてきたあとでは、なんだかボウイが他人事のように作った(高品質の)商品のようにも聴こえる。それまでの作品が(私の思いこみかもしれないが)本人のリアルな生活なり精神の(これまた良くも悪くも)「鏡」であるように思えるのに対して、どうしても面白みに欠けるのだった。
「できることを習いに行ってもしょうがないから」難しいクラスに(めげながらも)通っているとか。ちょっと目からうろこ。うまくできないとそのクラスに自分がいてはいけないような気がしていたので。できないからレッスンするのだ…そうか。
午前中は実家のわんこを洗い、ふかふか犬にする。お風呂に入ったごほうびにボールのおもちゃをあげたら、噛むたびに音が鳴る。買うときに店で押してみて「きゅーきゅー音」の大きさを確かめたつもりだったが…相当うるさいよん。
私にもごほうびに(何の?)ゲランでアクアアレゴリアの新作「ミントフォーリア」(オーデトワレ)を買う。同時に発売された「アニシア ベラ」もひねりのあるハーブの香りで迷ったがミントは珍しいのでこちらにした。軽くて夏にはよいでしょう。
経済の訳文を見直すが語彙も文型のバラエティも乏しくてださださ。何とかせねば…と思いながら「レッツ・ダンス」を聴く。このアルバムは非常にきらびやかで好きな曲もあるし、良くも悪くも80年代らしい音だと思う。でも時系列的に聴いてきたあとでは、なんだかボウイが他人事のように作った(高品質の)商品のようにも聴こえる。それまでの作品が(私の思いこみかもしれないが)本人のリアルな生活なり精神の(これまた良くも悪くも)「鏡」であるように思えるのに対して、どうしても面白みに欠けるのだった。
昨夜はなかなか眠れず、そしてどういう理屈かわからないが「今日は休みだ」と強引に思いこみ、いつもの時間よりだいぶ遅く起きたのにそれでも「今日は休み」と無理やり自分に納得させようとしていた。もちろん今日が火曜だという事実を変えることはできない。
契約終了が正式に決まり、同じ課の子にも話したことで一仕事終えちゃった気になってたんだろうか。お昼に別の派遣さんに「7月で辞めるんだよ」と言ったら「(私のかわりに)元部長を辞めさせればいいのに」と言ってくれた。惜しまれているうちに去るのが花ね。しかし今やっているデータ女工のお仕事はニッチなニーズがありそうな気がするのだが、なんとかならないか・なー?
夜は先月も行った、コンテンポラリー(といっても一般向け)系のワークショップに行く。床ものは(検問にひっかかりそうなご面相の)先生がやって見せると水が流れるような自然な動きで「ほぉー」と見とれてしまう。が、自分がやると考え過ぎ気味になりつっかかりあちこち身体を打ちつける。
二人組の動きは、「男同士でやってもつまらないから」という先生のご意向により私はある男性と組まされたのだが、その人は以前会ったことのある友人の友人だった。抱っこして転がって転がって戻る、というようなバリエーションを苦労して練習していると先生に「濃い夫婦みたい(笑)」と言われた。なによー。でもこの「くんずほぐれつ」はうまくできてもできなくても、人のを見ていると非常に面白い。
その後、さらに冒険して三人組になって前転前転というのも一同に試させてみてから、「みんな首だいじょうぶだった?」と後から気遣う、というこの先生の大ざっぱなキャラクターは実にいい。子どものようにくたくたに遊んだみたいなワークショップ、今日が火曜ということをまた忘れそうになったわ。
コンビニのおにぎりいつも2か3、と書いてあるところから食べるのを、1から食べてみたらちょっと新鮮だった。
契約終了が正式に決まり、同じ課の子にも話したことで一仕事終えちゃった気になってたんだろうか。お昼に別の派遣さんに「7月で辞めるんだよ」と言ったら「(私のかわりに)元部長を辞めさせればいいのに」と言ってくれた。惜しまれているうちに去るのが花ね。しかし今やっているデータ女工のお仕事はニッチなニーズがありそうな気がするのだが、なんとかならないか・なー?
夜は先月も行った、コンテンポラリー(といっても一般向け)系のワークショップに行く。床ものは(検問にひっかかりそうなご面相の)先生がやって見せると水が流れるような自然な動きで「ほぉー」と見とれてしまう。が、自分がやると考え過ぎ気味になりつっかかりあちこち身体を打ちつける。
二人組の動きは、「男同士でやってもつまらないから」という先生のご意向により私はある男性と組まされたのだが、その人は以前会ったことのある友人の友人だった。抱っこして転がって転がって戻る、というようなバリエーションを苦労して練習していると先生に「濃い夫婦みたい(笑)」と言われた。なによー。でもこの「くんずほぐれつ」はうまくできてもできなくても、人のを見ていると非常に面白い。
その後、さらに冒険して三人組になって前転前転というのも一同に試させてみてから、「みんな首だいじょうぶだった?」と後から気遣う、というこの先生の大ざっぱなキャラクターは実にいい。子どものようにくたくたに遊んだみたいなワークショップ、今日が火曜ということをまた忘れそうになったわ。
コンビニのおにぎりいつも2か3、と書いてあるところから食べるのを、1から食べてみたらちょっと新鮮だった。
"Never Stop Moving!"
2004年5月5日 ダンスものニューヨークからダンサーである先生(男性)を迎えた、「ルイジ・テクニック」の特別レッスンに行ってみた。
ルイジは世界で初めてジャズダンスを体系化したところから、ジャズダンスの父とか神様と言われる人である。彼は若い頃に交通事故で瀕死の重傷を負い、再び踊りたい一心でリハビリとしてのムーブメントを考案し、それが現在でも世界的に広く使われているルイジ・スタイルのエクササイズとなった。79歳の今でも現役で、週に6回のレッスンを教えているそうである。
私が申し込んだときは10人以下だったのに、行ってみると混み混みだった!特別レッスンってこういうのが多い…しかしなんとかスペースを確保し始まるまでアップしていると、遠くから手を振る人は私が別なところで受けているクラスの先生。思いがけずちょっと緊張。
内容はルイジのエクササイズをゆっくり行い、残りで少しそれをアレンジした振りをつけるというもの。エクササイズは動きがきれいで、しかも全身を使うのでやっていて(疲れるけど)気持ちいい。踊りはいまどき珍しい、100%オールドスタイルのジャズだった(先生は「ヒップホップはリズムのとり方が機械みたいでキライ」と言っていた。
参加している人は年齢層が比較的高めで、私より年上の人も少なからず見受けられた。必ずしもベテランばかりではないようなのだが、私が見ていて気になったのは技術の巧拙よりもむしろ変な「クセ」のほう。自分では気づきにくいことだが、私もクセはあると思う。でも今日は何年か前よりも「いろんなものがとれている」と思った。
年をとるとできなくなったり下手になることもあるだろう、でも身体が動くならば踊りを止めることはない。たぶん私は許される限りだらだらと踊りを続けていくだろうが、年齢を重ねても他にいろいろため込まず、ニュートラルな動きのできる人でありたいです。
ルイジは世界で初めてジャズダンスを体系化したところから、ジャズダンスの父とか神様と言われる人である。彼は若い頃に交通事故で瀕死の重傷を負い、再び踊りたい一心でリハビリとしてのムーブメントを考案し、それが現在でも世界的に広く使われているルイジ・スタイルのエクササイズとなった。79歳の今でも現役で、週に6回のレッスンを教えているそうである。
私が申し込んだときは10人以下だったのに、行ってみると混み混みだった!特別レッスンってこういうのが多い…しかしなんとかスペースを確保し始まるまでアップしていると、遠くから手を振る人は私が別なところで受けているクラスの先生。思いがけずちょっと緊張。
内容はルイジのエクササイズをゆっくり行い、残りで少しそれをアレンジした振りをつけるというもの。エクササイズは動きがきれいで、しかも全身を使うのでやっていて(疲れるけど)気持ちいい。踊りはいまどき珍しい、100%オールドスタイルのジャズだった(先生は「ヒップホップはリズムのとり方が機械みたいでキライ」と言っていた。
参加している人は年齢層が比較的高めで、私より年上の人も少なからず見受けられた。必ずしもベテランばかりではないようなのだが、私が見ていて気になったのは技術の巧拙よりもむしろ変な「クセ」のほう。自分では気づきにくいことだが、私もクセはあると思う。でも今日は何年か前よりも「いろんなものがとれている」と思った。
年をとるとできなくなったり下手になることもあるだろう、でも身体が動くならば踊りを止めることはない。たぶん私は許される限りだらだらと踊りを続けていくだろうが、年齢を重ねても他にいろいろため込まず、ニュートラルな動きのできる人でありたいです。
コツは「押して、すくいあげるようにひきあげる」
2004年5月1日 ダンスもの個人的にはまったくゴールデン感のないまま連休に突入。連休明けは仕事が修羅場ること必至だし、更新するかどうかの話もあるはず。そしてこの休みはとどこおり中の翻訳をしなければならないし、親たちが九州へ旅行に行くので来週は留守番に行かねばならない…と書き連ねて悲壮感をみずから盛り上げてみる。実家に行ったら、わんこに仕事の件を相談してみよう。「そんな会社は辞めなさい」と言ってくれるかも(なわけない)。
いつもの通りジャズダンスのレッスンへ行く。先週から来ているアシスタントのきれいなお姉さん(と言っても年下)に、ピルエットのときの手の使い方、足を高く上げるにはなどのTipsを教わる。後者は家のせまっこいスペースでもできることなのでやってみよう。前者は台所のいろんなものにぶつからないように気をつけながらやってみよう。
夜はトライアルをほぼ仕上げる。連休中に送るつもり。
いつもの通りジャズダンスのレッスンへ行く。先週から来ているアシスタントのきれいなお姉さん(と言っても年下)に、ピルエットのときの手の使い方、足を高く上げるにはなどのTipsを教わる。後者は家のせまっこいスペースでもできることなのでやってみよう。前者は台所のいろんなものにぶつからないように気をつけながらやってみよう。
夜はトライアルをほぼ仕上げる。連休中に送るつもり。
シェネ、ピルエットなど回転するものは、鏡に向かっていればそこに写る自分の顔を見て返さなければならない。私は自分の身体よりも顔を見るのを避けている。そのへんも「まわりもの」がなかなかできない原因かもしれない。
鏡に写る自分の顔は、自分でも違和感があるというか、不適切な感じがする。変な言い方だけど、自分の顔と身体がつながっている気がしない。小さい頃から実年令にそぐわない気がしているし、そうあってほしい自分のイメージとも合わない。人にとって自分の顔ってどういうものなのかよくわからない。
だから身体を変えようとしてたのだろうか。でも痩せたところで、幸せになったとかより愛されるようになったわけでもなかった。
ここまではかつての自分が書かせた文章。今の自分もやはりターンがなかなかできないが、こういうことを書く自分に「もっと他に言い方あるだろう、なんとかしてやれ」と言う。
連休は冷凍食品になっていたいです。連休あけに解凍してもらえればよし。
鏡に写る自分の顔は、自分でも違和感があるというか、不適切な感じがする。変な言い方だけど、自分の顔と身体がつながっている気がしない。小さい頃から実年令にそぐわない気がしているし、そうあってほしい自分のイメージとも合わない。人にとって自分の顔ってどういうものなのかよくわからない。
だから身体を変えようとしてたのだろうか。でも痩せたところで、幸せになったとかより愛されるようになったわけでもなかった。
ここまではかつての自分が書かせた文章。今の自分もやはりターンがなかなかできないが、こういうことを書く自分に「もっと他に言い方あるだろう、なんとかしてやれ」と言う。
連休は冷凍食品になっていたいです。連休あけに解凍してもらえればよし。
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