夜のビギナー(日替わり)枠は年齢層広がりますが、特に朝昼の通し受講前提のコースは若者ばかりよ。若い人は身体利くなー。が同時に床ものでは固い印象もあります。んなこと言ってて自分へなちょこだなと気づく2日間でもあります。東京のWSでは誰かしら知り合いに会ったりするけど、さすがにここでは誰も知らない。

●イニャーキ・アズピラーガ/ベルギー (30日夜)
先鋭的なコンタクトの評判を聞いていたので、てっきりCIと思い込んでいたらそうではなく、フロアのアプローチ中心。ビギナー考慮してつくってくれたのでしょう。どこでも使えそうなベーシックなこつでためになる。ついでに言うとコワモテの人と思い込んでもいたんだけどそれもそうではなく、ユーモアがありかつジェントルな方だった。床への倒れこみ方がすごいキレイ。

フロアで「眠る」ポーズを3つ考える⇒それを早く(スタッカート)/ゆっくり(レガート)でスイッチ。またその3ポーズを立ち上がってする、90度立ててやる。「寝る場所を探す人」のグループインプロ。寝ることに自分なりのこだわり(obsession)を決める(私は「丸まって寝る」)。

インプロの要は「グループを聴く」こと。あとで思ったが、床で動いていると、まわりの動きを目で見ることが難しいので、耳など他の感覚をより動員させることが必要になる。

●おまけ(last but not least):ボディサロン@芸セン大広間
某ダンサーお薦めの鍼灸師(女性)さんに診てもらう。WSと市内歩き回ったので言われなくても進んで受けたい身体のくたびれ方ですよ。

「声を出しにくいと思うことはありますか?」それは昔から、ずっと思っている。だから人と挨拶とか会話とかしづらい。「まじめ⇒胸の経絡(けいらく)が詰まる⇒声が出にくくなっている」。そこを広げるようなハリ治療をしてくれたんだけど、日頃から経絡を広げるようなイメージをもつといいそうだ。※密集した木々のあいだを広げてあげるようなイメージ。

ここが広がって楽になると、いま低めに出ている声がもうちょっと上で出るとか。声が低めに出ているのは自分で意識してやってるところもあり、なぜ?と訊かれて「防衛かな」と言った。「防衛しなくても大丈夫」。ひとりで構える、ていうのも疲れてきた。

「トラブルが皮膚に出やすい」というのも当たり。もうええやん、とならないので、皮膚に出るんだそうだ。

「適当にするのがいちばん」。

※「食事を定期的にとるのが大事」。ごはんが欠けると弱いタイプなので、何か食べるものを決まった時間の間隔で入れること。これくらいの間隔でエネルギーが入る、というのを身体が覚えると身体がペースをつくりやすい。一定間隔にしてあげないと、身体がいつも「待機」みたいな、本調子を先延ばしにする状態になる。

こういうふうに診てもらうと、見ないようにしてたところも自分で見るので、なんとなく寂しいような心もとないような気持ちにもなって帰る。
京都の夏は暑い! ~ダンス編①~
世界中から旬なダンサー・振付家を招いて開かれる「京都の暑い夏」は、今年で15周年を迎える老舗なダンス・ワークショップです。ちょうど「ダンスでもしないとやってられんわ」な状況と気分が盛り上がっていたのと、連休どっかへ行きたいよと思っていたのが相まり、個人的にはハードル高めのこのプログラムにやいやっと初参加。緊張もしたけどたまには上げてみるのもよいです。WSはショーイングなども含め2週間を越す超・充実した内容で、私が受講したのはほんの4コマですが以下メモ。

●チョン・ヨンドゥ/韓国 (29日昼;30日朝)
「楽しんで!」「リラックス!」と繰り返し声をかけてくれるヨンドゥ氏の脱力系フレンドリーなお人柄に和む。ていねいなフロアワーク、いつも出ているクラスと精神が似ているのでなじみやすい(「クラス負けてない」と思った)。昼のコマでは頭から身体を振起すエキササイズも執拗にやる。

朝クラスは例の問題で来日できなくなった講師の代講。よりベーシックな内容になるとのことでしたが、シークエンス(振り)のあるこちらのほうが難しかった。よっぽどテクニッククラスじゃね?後半で短い振りが入るので、その慣らしのため振りで使う動きをばらして前半で床、クロスフロアなど動きの練習。床で身体を振って向きを変えてく一連のワーク(8カウントで180度⇒4カウントで180度⇒2カウント…とか)、手こずる。Directionをコントロールするのがキモ(所定の位置に行ききれないのでずれてくる)。うまく力が抜けてないと振り切れないのかな。ヨンドゥ氏はしきりに「リラーックス」「レス・エナジー」とアドバイス(「がんばれ!」とかよりいいですよね)。

振りは力を抜いて身体を使う、すっきりしたクリアな振り。とてもきれいだった。が、覚えきれず、だったのが残念(しかも左右バージョン)。何回か通って慣れるチャンスがあればよかった。チョン・ヨンドゥ、通しで教わるとすごく勉強になる気がする。ヨンドゥ氏の身体の使い方は無駄なものがなくまさに見事、最小限の力で動くってこういうこと、のお手本みたいだった。よく「一筆書き」と言うけれど、さらさらとペンで手書きするみたいに流れるような動き!テクニックの好ましい見せ方ってこうだよなあ。

WS事務局からは「通しのコースで、単発しかも後半からだとストレスになる可能性があります」と脅されて(?)いたんだけど、まぁ確かにちょっと難しい部分もありましたが、それを上回って楽しかった!気持ちのいい身体の使い方。すごーくよかった。ぜひまた教わりたい。

●エマニュエル・ユイン/フランス (29日夜)
まずその日にまだ動いていない人をグループでウォームアップするワークから。その人を全員で触れたりマッサージしたり転がしたりして温める。最後にその人を全員で持ち上げて「空を飛ばせる」。終わると全員でそれぞれ転がってカエルのように手足を振って気を払う。

・円になるワーク(1)
5人で手をつないで輪になる。目つぶったまま、両手つないだまま。手から伝わったものを感じたり、自分も伝えたりしてインプロで動く。
グループの動きを共有しつつ、自分でもやりたいことができ、「手をつないでいる」状況を自分のやりたいことにも使えて面白かった。手だけじゃなく、意外と身体全体を大きく使ったムーブメントに発展する。

・円になるワーク(2)
グループに写真(フォークダンスなど人々がなんらかの輪をつくっているイメージ)を講師のエマが見せる。グループはそのイメージを手がかりにして(イメージをまねる必要はなく、入口として、あるいはゴールとしてなど動きのサポートにすればよい)手をつないだまま動く。目はつぶらない。

これはとてもやりにくかった。グループ内でイメージが共有されていることはわかったのだが、自分が絵によって触発された印象(自分がやりたい動き)とは違っていたので、手をつなぐことが前のワークとは違ってrestrictionになり、気持ちがどっちつかずのまま動いていた(自分のイメージとしてはcircular movementでなくhorizontalな感じだった)。「グループはイメージをつかんでいる」とエマは言っていたものの、自分としてはジレンマ。

「円になる」のはエマが追究しているテーマ(obsession)だそう。手をつなぐと”You can’t be out of there”(抜けられない)。しかし、そこでのコミットメントというのは、”just be there”(そこにいる)だけでもよい。というのも時にはアイディアが多すぎてしまうので、メンバーが自身のアイディアを「捨てる」ことも大事だから。

インプロなんだけど「手をつなぐ」ことにより、通常のグループインプロにはない特殊な条件が生じる。その制限下ではコミュニケーションすること、ネゴシエートして自分の意思を伝えていくことが大事⇒”reality of life” ”reality of society”。  やってすっきり、ではないけど、なかなか深いというか、意味深なワークだった。

そのほか。「(円になること)イメージの強制参加」「円で起きたことはなぜか増幅する」。ダンサーの仕事は”to learn how to search”(探り方を学ぶ)

会場になった「京都芸術センター」は閉校になった明倫小学校の外観、大広間、講堂、和室をそのまま生かした趣ある建物。「前田珈琲」の明倫店もあるのでセンターを利用しない人でもお茶できます。私はこのすぐ向かいの「ヴィアイン京都四条室町」に泊まりましたが、部屋からちゃっと着替えてそのまま行っちゃったりできて便利でした。連休でも早割あったし設備も不足なくよかったです。

京都芸術センター http://www.kac.or.jp/
ヴィアイン京都四条室町 http://kyoto.viainn.com/

TO KYOTO

2010年4月29日 旅行
新幹線なう。京都に2泊してきます。メインの目的はダンスのWSですがさて!

OP.E

2010年4月28日
今日はイベント。盛況だったが、終わってものすごく疲れた。虚しさに負けそう。いつでもどこでもひとりでたたかわなければいけないのか?むちゃくちゃ疲れた。

のっぴきならない

2010年4月27日
お仕事雑感またか!バージョン。明日のイベント準備で客先⇒新宿でLと待ち合わせて買物。その前、よりによって新宿駅前で難民になりそうになるが80年代で時間がとまったような店で遅ランチ。ほわんとした20代の女子が集まってらしい会話をしていた。必要なものを買い、やっぱり荷物は増えるが帰りに南口の魔境「タワーレコード」のAvant GardeとElectronicaコーナーでいろいろ聴いてはみるものの買うに至らず。どれも音数が多過ぎる。
・動きのきめを細かくつくる。ここの、こういう身体の使い方がすごく好き。丁寧に重ねてゆくこの時間がとても楽しい。私は大技はできないけど、自分のする、シンプルなことのきめを細かくしてゆきたいと思った。

・案件はうまく行っている。というのは関わる人々の関係性がうまく行っているということ。始まる前はいろいろ心配もしたけど、関係に力が蓄えられてきている気がする。これはけっこう幸せなケミストリーではないか。これから難問もあるでしょうが、このコラボレーションで乗り越えましょう。人のおかげで助かっています。

・あと、ポスターとかチラシとか、軟派な制作物をつくれるのも実は楽しい。カラーコピーいっぱいとってて怒られるかな。

いろいろ準備

2010年4月25日
今日はしたんだけど、(1)はともかく(2)はそれでいいのか、そこまでしたいのかどうか、まだ悩んでいる。

気候依存

2010年4月24日
週末とても眠い。実家の仏間で寝ていると、しばこが2回は毛布を掘りにくる。柴犬は洋犬みたいにきゃーっと感情を表わしたりはしないけど、「♪」って感じで喜んでるらしいのがカワイイ。夜、外食。晴れたけどこの寒さはなんなのか。風邪の入口を出たり入ったりしているような。精神的に結構クル。

引き算

2010年4月23日
ネガティブな貯金がまだあるみたい。なかなか足し上がっていかない。この寒さと雨、ツライ。
・ただ自然にやっても自然に見えない。舞台における「自然」とは訓練と計算を積み重ねたうえに得られるものである ― よくわかる。そうですよね。これは何か別の表現で広く言われているような気もする。

・スライディングTips ― スライドするとき、倒したほうの脚で床を蹴る(押す)。


DIY

2010年4月21日
なのだ。備品調達の最後の大物、組み立て家具たちが届いて組み立てる。Lはわくわくしてた割に「ドライバー的なもの持って来てないんですか?」と訊いたら、持ってないと言うのでMY工具で作業。ディスプレイラック(一部組み立て、簡単。ひとりでできた)と書棚。後者はさすがに手がかかり、こうゆうのは甘く見てると終わる頃に従ってのっぴきならない状態になるもので、お約束通りねじが足らないとか歪んでる、てなことにもなったが2人がかりでなんとか完成。並べてみると二転三転した構想の、最終的に落ち着いたイメージ通り。なかなかおしゃれなお部屋になった。こうしてみると…ひと区切りついた感じがまさにする。やりとげた感あり。今日もここに終日。

行ったきり

2010年4月20日
客先から戻らず。うーん意識としてハイチが遠い。偉そうにしてるけど私がこのチームでいちばん仕事してないです。はい。少なくとも頭脳班ではないです。明日は身体つかって働きますです。地元で駅までの道途中にあるタバコ屋さんの看板犬(もんちゃん)が、お客さんのガテン系兄さんに頭をなでられ、耳を倒して喜んでた。

春は交替

2010年4月19日 ダンスもの
・お仕事雑感いきなりchangeバージョン。

・コンテンポラリー・ダンス楽しい!ダンサーな子ばかり今日は集まってたので焦ったが、自らのパフォーマンスにおいて追求します。2回目の振りなせいか考えずにできて、すとんと入って動きを流せる。やってて楽しいと感じるときはうまくやれているのね。これはいかなることにも案外言えることなんじゃないかと思います。
手のひらにのるサイズで、たまご色のホーロー製。ほとんど毎週末のように行ってはなんかしらお買い上げの雑貨屋で525円だった。一人用のチャイなどをつくるのもよいが、花器にするのもいいかも。他にブルーの曲線模様入りバンダナ。近所の古着屋(ここもよく行く)で、紫のモードっぽいスカート(1000円)と青いそでなしワンピース、すそにカラシ色で植物柄が入っているもの(1990円)。今週末なんか疲れてるな。
「置き去りにされる」「放っておかれる」様(よう)の状況に自分はことさら弱く、過剰反応することがままある、のだと思う。そうした状況下におかれると、これまで過ごした時間のなかから芋ヅル式に掘り起こされてくる負の要素があり、実際に起きていること以上にそれらに取り囲まれることで切羽詰る。いわば、「放置」下においては「自分で自分を苦しめる」スイッチが入り加速する。

私は何しても大丈夫、というより「何かしてあげなくても大丈夫」「声かけなくても大丈夫」と見られがちである。小さいときから一人で居ることが多く、一人で居るということはいじめの対象になりやすい(と思った)ので、子ども心に「一人で大丈夫という振りをしていよう」と思っていた。「放っておけない」と思われるような(モテ)タイプの人とは対極である。

でも実はそれほど大丈夫ではなく、ささいなことに「ひゃー」となり必要以上のことを吸い上げ、取り込みすぎた情報のせいで気持ち的には倒れそうになっているのだが、身体としてきわめて丈夫なこともありまわりの人は私の精神的臨死など気にかけない。

身を削るような「寂しさ」の感情が離れがたくあり、これは人に話してもあまり共有されないのだが、生きている限りともかく自分はここから逃れられない、ということに耐え難くなる。そうすると生きていること自体イヤになる。

「助けて」と言えない。おそるべきこのクリシェーな原点をあれこれどうにかする、なんてことはしたくない。もうカウンセリング的なことに時間もエネルギーもむろんカネも費やすのは御免だ。少なく見積もってもまぁそんな指標があるかどうか知らんが、一般的な人生に含まれるクリニカルな面談の回数の100倍以上の数値が私の人生から既に検出されている。

つらいです。

メンクリで今日は頓服デパスもらっとく。午後はボディ・メンテナンスのレッスンへ。身体に繊細なことして泣けてきそうになった。いつもとそんなに違うことをした感じはしないのに、ゆるんだのか帰りも帰ってきてからもすごく眠い。

いま何月だっけ

2010年4月16日
疲れた。客先に行ったきり会社に帰らないLが「もはやアウェイという気がしない」と言うので「むしろハイチがアウェイなのでは」と私。私もそんな気がしています。自分は匿名の立場でここにいても大して仕事なく緊張して気疲れするばかりだが、それでも会社にずっといるよりはいい。あの課のメンバーの人に対する関心のなさというのは、かれらはそういうの気にする感性どっかいっちゃったのかもだけど、私は傷つく。最近までこの課にいた社員さんに「心がささくれ立つような環境、お察しします」とも言われた。私はとにかく用があるとき無法に使われるけど、なければ放ったらかし、という図式にひたすら滅入る。無茶なのは許すけど、人並みのカンリはしてほしい(これ何度言ってることだろう)。面白みもあるのだから、もうちょっと安心していやすくなるといいのに。そんな状況なのにハケンの営業はほんっと気が回らないったら。私を大切にしてくれる人はとうとういないのだろうか。なんかこー、すごく寂しい。レッスンの帰りにミゾレまじりの冷たい雨が降ってきて、季節らしからぬ真冬並みの寒さに今日はとことんやられている。

3日/w

2010年4月15日 ダンスもの
・2日ぶりにハイチ戻ったら、誰もいない…。そーゆーセクションだよ、ここは。週3日ぐらいでいいと思う。そんくらいだとこの濃いメンバーも面白がれるし、くされ縁的にまぁいいかなここ、と思ったりもする。

・でも私が外へ行けるのは期間限定であり、なんかそのやったことを誰も見てもいない、というのがむなしい。今はとにかく課としても自分としても立ち位置不安定(しかしハケンの営業はなぜメールに返事しない。なんちゅースカな奴)だし、やってもつみあがらない、とか思うとなー。

・大したことやってもいないし、考えてもいないのに、むちゃくたびれる。でももっと劣悪な…(以下略)。

・夜は身体の使い方を教わりに行きます。少人数で地道にベーシックを稽古します。こういうことで疲れるのはyes!と思う。

・ハンドスタンドTips:
1)ロールダウンで身体を真下に下げる。頭よりおしりの位置が下にあるように。自分では下げてるつもりで案外腰が落ちていない。
2)下げながら、足を一歩前に踏み出す。
3)両手を思っているより(かなり)自分の前につき、手に乗る。
※1)~3)の動作をつなげる。1)から2)がななめのラインを描くように。

自由すぎる…

2010年4月14日
働き方。今日もハイチへ戻らず。こんなハケンでいいのでしょうか。3月までとがらりと変わってしまった。お仕事雑感野放しバージョン。

しっかり

2010年4月13日
お仕事雑感行き違いバージョン。くたびれた!今日はハイチへ戻らず…。
・そして天気が悪い。というダブルパーンチ!な日々。雨の中、人も混み混みな中、レターケースを持って歩いててやっぱキレそうになったが「大変でしたね。ありがとうございます」って言われると機嫌直る。単純だけどね。

・外に行けるのはいいし、ハイチに戻るとこの布陣(自分も含まれますが)のなかに一日座ってるとしたらそれもしんどいわ、とか思うし、業務自体は出足まずOKだけど、どこかちりちりするのはなんなんだろう。

・夜は動きに行く。前よりできることは増えたけど、もっとキメ細かく身体を使えるといいなぁと思う。

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