・ああ苦手。こういうのほんと苦手。足がまわらない。「遊ぶ」っていっても、もともと遊び下手、そんなヨユーない。玉砕感でいっぱい。こういうのもいつか溶けてくるんだろうか。続く。

・罪を償うことイコール依存症の回復ではありません。意志の問題でもありません。日本一有名なヤク中、Sさんには是非きっちりリハビリプログラムを受けていただきたい。一般人と一緒にそんなことするのイヤかもしれないけど、でもやって。そしてできればその闘いっぷりをリアルタイムで公開してほしい〔たとえスリップ(再発)したとしても、さらすことに意義がある〕。そして全国の名もない依存症者(アディクトのはしくれとして、私も含めて)の光となってほしい、と思います。

・疲れた。気持ちが疲れてる。起き上がれてない。
・背中(背骨)を動かして流れをつくるシークエンス。首、頭の処理がむずかしい。気をつけていても(こわいせいか?)力が入ってしまい、うまく抜けなかったり、違う方向を向いていたりする。そんなでなんだか背中がくたびれています。でもniceガイダンスでよくわかった。少人数で充実してた。

・背中からのターン、バランスをくずすことを怖れず、オフバランスでつむぐ動き…こういう新しい世界を私も獲得したい。ひとつずつひとつずつ、ひき続き積み上げ中。

・明日は泊まりでお出かけ。
・隣の部の子と一緒に昼行ったらおごってくれて「いいのよー、----さんはこれからお金大変だからー」だって。……。他意はないのだ。そういう人。他の人とはできない話もして面白かった。

・あとはもうラスト3日まで行きません。でも月末、出社してみたところで浦島状態だよな。

・夏の疲れが今ごろ出てる気がする。すごく疲れる。

・コンタクトでペアを組んだ子が、「指導」する。ここで教わってないことをあれこれ言ってやりにくい。納得いかないので訊いてるうちに終わった。こういう人たまにいる。彼女はCI得意みたいだけど、言ってることわからないし困る。ともかく教える人は(原則として)ひとりじゃないの?っていうのはあるけど、まぁ相手による。ちょっとむっとしたな。

・先週と同じコンタクトのルーティン。

・骨が蝕まれるように寂しい。さびしくてさびしくてしんじゃえ、って言うとその「さびしい」っていうのがわからない、って言われることある。なんて言っていいのかわからないけど私にはずっとあるこれをこまごまと紛らわせていかなきゃいけない。なぎ倒されるようなさびしさというか足元すくわれるさびしさというか、なんか生きる力吸い取られる。病気。こういう自分もひどくいやだ。

・紛らわせて覚めて紛らせて覚めてっていう延々とした繰り返しが辛い。さびしくてたまらず耐えられなくなるからじゅかい的なところへ行ってしまいたいくらいだ。

・みんな私を置いてどっかへ行ってしまう。

遊び下手

2009年9月7日 ダンスもの
・まじめなジャンキーなので今日も踊りに行きますよ。

・いまのおうち(職場)はじき出される、次のおうちは決まってない、というはざまの時期にあって心境は複雑だ。ここから解放される、という思いもあるけど、保険証とりあげられる、とかせっかく覚えたのに、とか、積んできたことがゼロになるわけだから。

・ペアになって相手のつくる空間を利用しつつ動くという振り。1年以上前に教わったときはとても歯が立たず、「よくこんなこと考えつくなー」と思ったことを覚えている。今日は―かたちをなぞる程度だったかもしれないけど―前回のおよそ2倍の量の振りをもらいながら、だいたい覚えられたので、嬉しい。しかも完璧にできなくても(できないけど)この振りは2人でするととても楽しい、ということがわかりました。よし。

・多くの人が手にするであろう、こんなこともあんなことも、無縁だとしたら。それでは私に何があるというのだろう。どんな役目があるというのだろうか。私のもとに誰もとどまらない。自業自得なのですか。そのことがつらく疲れた。
セッションハウスのレジデンス・アーティストたちによる作品集。

●遠田誠
まことクラヴでなくWS参加者出演の作品。遠田氏は公演の予告チラシで「男にはバカがあるが、女にはエロがある」と書いていたけど、結局エロにはしなかったわけね。「ヒップホップ大図鑑」みたいなのは上手くないところがいいのだろうか。ダンサーが次から次へと「特技」を繰り出すところがおかしいといえばおかしいけど、「ダンスを見た」という感じはしない。身体をつかって空間動かす、とかそういうダイナミズムには欠ける。

次の作品でも思ったけれど、男性のほうが女性よりもダンスの作品ってつくりやすい(親和性がある)のではないだろうか。男性と女性、それぞれのダンスというものに対する距離を考えるに、女性のほうが厄介であるような気がする。

●星三っつ(三浦宏之+星加昌紀)
金髪男2人のけっして離れない(笑)コンタクトインプロ。なんともいえない雰囲気でちょっとまったりだな、と思った頃に展開、後半のフリーキーなノイズに合わせたユニゾンはかなり好み。こういう音にこういうダンス、いい。男は筋力あっていいなぁ。これはフル・バージョンで見てみたいと思う。かれらが作中、アイスクリームを食べていて、私も食べたくなりました。

●鹿島聖子
女性3人の(コンタクト)インプロ。踊り手として永井美里が圧倒的によかった。彼女の集中、しなやかさと強さに目が行く。全体にもっと芯が通った感じだとよかった。エスニック風味の音楽(生演奏)はマニャン(ミウラ1号、ソウマヒカリ)。とてもよかった。CD買ってみた。

●JACKI JOBB
アフリカ・ケープタウン出身のダンサー。アスリートのような筋肉、すらりと長い手足の魅力的な身体つき。が、どことなく硬いというか、エネルギーが外に放たれていない印象もある。音はCDだった(まったく違う使い方だけど、星三っつと偶然にもかぶっていた)が、彼女は生演奏のほうがよさが出る人かもしれない。

今日は暑かったし、夏に着そびれたサマードレス(デコルテと背中がぐっとあいているもの)+ジーンズで行ったら、知り合いの子に「フランス人みたい」とか言われて嬉しかった。外国の人は年齢・体型関係なくキャミソール着たり、肌を出す着こなしをするけど、私もそういうふうにしていたいのです。

すくすく

2009年9月5日 ダンスもの
落ちる。落ちてる。休みだとなおさら落ちる。大江戸線のホームへ降りる深いエスカレーターに乗って、ちっちゃいデプロメールを何錠かのんだ。

オルタナ医と整骨院行って実家へ。両親がメンクリで「(私は)眼瞼下垂の手術したらどうか」と勧められてきたそうで勧められる。何それ。唐突な。それで諸ストレス軽減や顔の表情が明るくなるならいいことだけど、本人にはリスクある話。

というか何もかもめんどくさい。私は過去のこと思い出したくないのに蒸し返す(「あのときは楽しそうだったのに」とか)。贖罪?なら寝ようとしてるのに話しかけるな。この先の「よくなる」イメージがもてない。

自分はこんなにネガティブベクトル向いていても、身体が変わってくれてるとは驚きだ。夏じゅう自分の変な踊りにかまけて行けなかったボディ・メンテナンスのレッスンへ一月ぶりに行ったら、インストラクターの方が「すごーい。かなり変わってますねー」て言う。

休み中に戻っちゃったかな、とも思っていたけど、身体は身体で子どものように育ってくれていたのですね。なんか頼もしい。背中とか腰とか肩とか動くようになってる、と言われても、鈍感なのか動いていても実感としてまだわからない。こういう感覚がわかるのが大事だそうですがいつかわかるのかな、そのうち。自分では背中とかの肉質が「ぽやぽやしてきた」と思うけど、身体が変わるときにはそういう時期もあるそうだ。

メンタルなことを言葉で表わしたり探ったりするより、私はこういうほうが今はいい。

CATV

2009年9月4日 ダンスもの
太っ腹大家さまのはからいで、賃貸全戸(4世帯)に地元ケーブルテレビが無料で導入されることになり、午前中にその工事。終わってしばらく見ていたら、前から加入していたスカパーが映らないことに気づいて、工事の人を呼び戻す。朝は感じよかったのに、今度はなにげに機嫌悪い。「スカパーの部分は触ってない」と言うのだが私だって触ってない。ケーブル入れる前までは問題なく映っていました。ほどなく解決したけれども。

で、MTVの全米ダンスコンテスト番組を見ていた。ストリートダンスなんだけど、ちょっとこれで全米勝ち抜き?と思うくらい大したこと無い。日本のチームもこれくらいかこれ以上はできるんじゃないか、という。振りがあんまり面白くないし、難易度が高くても身体がこなれてない。見ごたえあったのは、2チーム(そのうち1つは予選通過しなかった)と昨年の優勝者くらい。すごい人たちは次第にあげていくんじゃなくて、登場のファーストシーンからして「これはすごいことになる」ということがわかるのだ。

夜まで特になんもすることなくうちにいる。夜やっとレッスンのために外へ(こういうのあまり好きじゃないパターン。出かけたついでに寄りたいものだが)。8月は自分のへんな踊りのため、まっとうなレッスンにまったく行けず。曜日が変わって初めて行ったら人数多くて驚いた。前は2人か、自分だけのマンツーってこともざらだったのにですよ。発表会需要?久しぶりにJazzなので、それこそこなれてない、自分。身体は大きく使えるようになった感じするけど。ターンとかできてないす…。こういうのもちゃんとやらないとだめだな、とか久しぶりに会う人が上達しててしょげる。ジャズの人って割と上で処理するんだな、と改めて思う。あー、それと久しぶりに感じる「女子」な感じにうろたえる。前の時間のレッスンでやってた「感情移入もの」にもちとひいた。感情を演技で入れるより、身体そのものに風情があるほうが好きだわ。ともかく私もしっかりやらないとね。
・他の部で親しい人に今月で契約終了だよ、と伝える。惜しんでくれる人もいてありがたいし、私も寂しい気持ちになるし。

・みなさん割と気軽に「次は決まってるの?」「どうするんですか」と訊いてくるんだけど…自分がすぐに仕事を見つけられる口ではないせいか、私はそうそう簡単にこれ訊けない。仕事探すに決まってます。

・コンタクト・インプロのシークエンス(ペア)。

・身体をすぐ返さないで(自分で先へ進めようとしないで)、もっと流れを大切に。流れを見る。待つ。

・うまくできているとき、その動きが「気持ちいい」。かたちでなく、その動き(勢い)に自分が連れていかれる感じ。

・ソロをつくったことの思いがけない収穫は、(ダンスなり身体表現という枠で)自分の好きなテイストや方向性が具体的にわかったこと。、「あー、自分が好きなのってこういうのなんだ!」と。今さらですが、自分自身についての理解を深めた。そして方向性がわかる、ということは、落ち着きというか安心感がもたらされることなのだった。で、その安心感というのは案外ダンス枠に限らないかもしれない。よりどころ(=拠って立つところ)を得る、ような感じ。

・明日は有休、来週も木曜まで行ったらラスト3日までだーっと休み。

・「コーリング・ユー」はJevetta Steele、映画「バグダッド・カフェ」の曲。夏の終わりにぴったりと思う(8月末ならもっとよかったけど)。いい音楽をいっぱい聴きたい。
結局エアコンを一度も使わないまま、秋になった。作品のことばかり考え、もっぱら部屋代にお金を使い(地味なわりに結構かかる)練って稽古の8月は、いい夏だったな。

整骨院へ。首がばりばり、ということはつまり、腰から背中、そして首というラインでばりばりお疲れなのだった。

抑圧系

2009年8月31日 ダンスもの
・台風接近中。会社に置いたカサがない。誰か間違えたか持っていったのか。この大会社でこんなことあるなんて。安物だけどカサ返してよ。

・土曜のパフォーマンスのビデオ(先生アップ分)を見てみる。3回繰り返す後半のフリを3回とも間違えてやってるではないか。大勢にかわりはないけど、ちっと素敵だったのに残念(あがってたのかな)

・やっぱり抜け殻以下ですよ、わたし。そんなまんまでクラス(台風のため休止、とかにはならなかった。レッスンって雨でも雪でも、バレンタインでもクリスマスでもやるよね)行ったら、なんか力が抜けたのか楽しかったな。

・「これ土曜の--さんの振り」とか言って私の使ってたのでおかしかった(ちょびっつ違うけど)。

・その先生が、各自にパフォーマンスのコメントを早くも送ってくださった。予想外だったので、驚いたし、嬉しい。私には「怖さを突き詰めるとスタイルになる」てなこと書いてあった(だからホラーじゃないと…)。あと身体がだいぶ変わったということ。

・身体が追いついてない部分はあるけど、やっぱり作品は愛着があるし、モチーフもメソッドも私には合ってると思う。これは案外promisingなのではないだろうか。友人が言ったように、長めのソロとしても引き続き考えてみたいし、女子4,5人でやったらコワかわいいのではないか、と妄想が広がる。しばらく温めたい。
昨日のビデオを見てみる。根本的に腰が据わってないとか、間のとり方がうまくない。自分で思っているほど落ち着きがない。リハのほうがよかった。

両親と妹が地元に来て、一緒に昼食。もろもろのことで大泣き。投票に行くの、忘れた。雨が降ってきたのでタバコ屋の店先で一週間分くらいのタバコをすいながら雨宿りして泣く。それからこれ⇒
当初の作品タイトルは「ランドリー」だったのですが、つくる過程で変質したので「ランドリーの夢」となりました。

リハが3時から、会場設営も手伝わなくてよいとのことだったので、午前中に市コミセンのプレイルームで練習。卓球のグループが一台かたして場所をあけてくれた。オレンジ色のボールが飛んできた。

ふだん会社のオフィス兼ショールームである、広いとはいえない場所でのパフォーマンス。入場料にドリンク・軽食(BOXに入ったおしゃれな感じのもの)が含まれ、飲食しながらダンスのパフォーマンスを楽しんでくださいという宴。

私の作品は「洗濯物を干す」イメージの動きをひたすら繰り返す前半、少し振りをつけた後半、そして頭にかぶったバンダナをほどいて振って振って振って暴れて、バンダナをあらかじめ仕込んだ洗濯紐に干して帰るアウトロ、というもの。

キャラ、とか言われましたが、「同じことを繰り返して繰り返して繰り返した挙句、壊れる」とか「突如としてキレてキレてキレる」なんちゅーのは私そのものです。

実は今回、自分からあえて離れたところで「爽やかな」というか「涼やかな」というか何かしらきれいなものをつくりたかったのですが、資質というか実力不足で果たせず。やはりというかなんというか得意なエキセントリックなものに落ち着いたのだった。

評判のよかったノイズ音源はAndy Moorの曲。もともと短い曲なので3回つないで使った。

今回は振りも音も衣装も捨てた部分がかなりある。こんなに粘り強くつくったことはないし、こんなに体力勝負(といっても大したことないけど)な作品をつくったこともない。

最終的に落ち着いたのは、選びに選んだ果てのかたちで自分としては満足していたはずなのだが。今日やってみて「あんまりよくなかったんじゃないか、自分」という気がしている。

決めたことはきっちりやったし、生真面目につくり、生真面目に稽古もしたつもりだが、報われなかった、というか。

まぁ、なんでも真面目にやりゃいいってもんじゃないんだろうけど。

きちっと構成を考えたあまり、なまなましい部分が落ちたのかもしれないけどなまなましい(身体的な)ことっていうのが私にはわからない。

「5分ではもったいない。10分くらいの作品になるのではないか」とも友人に言われた。それはつくってるとき、ひょっとしたら長い作品にできるのかもしれないと思ったりもした。アウトロの部分が中途半端ということ。そうかもしれない。何しろ5分という尺の決まりがあるのが厄介だった。それを言えば前半ももっと時間がかけられればよかった。

「肩に筋肉ついたんじゃない」とか「胸が開いてきたんじゃない」とか「タンクトップ似合うようになった」といつもに増して全方位パワー全開な師匠が言っていた。マニアックだけど嬉しいけどね。

いろんな人がいろんなこと言ってるので混乱する。頭が混濁する。私にとってこういうことは自分の飢餓部分と直結しているのでつらいです。

私はこういうことが終わるとたいていネガティブ・ブローをくらってしまう。あまりに一生懸命にやって、終わるとふっと足場がなくなってしまうのだ。本番当日の今日から既にそれが心配だ。生きる努力はしているつもり(おめーなんか努力のうちに入らない、と言われるかもしれない)だがさっぱり楽にならない。全機能停止したい気持ちでいっぱいです。

Ready,Go!

2009年8月28日 ダンスもの
有休。午前、撮った動画の整理(PCで再生するとコマ送りみたいになる。動作の軽い動画ソフトをDL)と音源の焼き直し。午後、よく使う施設で練習。振りをまだ少し直す。アラが出やすいことはやめて、やりやすくなった。不足を言えばキリないけど、これまで最強(最恐?)な○○女にはなったんじゃないでしょうか。ようやっとタイムテーブル、出演順がくる。明日はがんばりましょう。
・人数は多くても少なくても緊張する。今日は、というかこの夏は少なめ。

・身体がほぐれるのも時間がかかるが、私の場合、気持ちがほぐれるというか、縛っている部分をほどいて、開いてくるまでにとても時間がかかる。それも全開じゃない。自らの意思で足を運んでいるのに、なぜか6割くらいのパフォーマンスで済ませようとする。すぐばれる。

・「運動」のごとく爽やかに身体をしゅっしゅっと使えればいいのだが、私にとってダンスにはなんかしらの抑圧なり憂うつがついてくる。

・この場この期に及んで閉じようとする自分。自分の自分に対する赦せなさ。私が身体を自由に使えないのは、自由に話せないのときっと同じだ。

・何年やってても、根本的なぎこちなさと一緒にいる、というかなしみ。

・「自由な発想で」「遊んでいい」「失敗してもいい」というフリーな条件でも、どうしても同じ場所で遊んでしまう子どもみたい。

・ここは私がタブーとする世界に通じている、とふと思う。忌み嫌う、のでなく、拒食の自分が頑なに遠ざけて(いた)何か。

・身体がうねる、ねじれる、はじける。どきどきするから、目をそむけてきた。手ごたえのある何か。「まだ先がある」その先には私の生理で心揺さぶるこわいものがあるに違いない。
会社で引継ぎの話をしようとしたが、上司は気のない様子。なんかほんとに味方いないな、ここ。切られる人の気持ちなんてどうでもいいか。住宅地のなかを歩いて、行ったことのない区民施設で部屋を借りる。撮ってると凹んでくる。下手だから。あぁ難しい、そして体力勝負。帰り道、駅が見えるのになかなかたどりつけない。
動いて撮って動いて撮って稽古。撮ってみると、自分で思ってるほどやってないことがわかる。へただなー、ふらふらしてんな、と思う。もっとしっかりしたい。どれだけやったらしっかりするんだろう。何度も同じことやってると「ここはこうしたら」というのがでてきてちょっとずつ変わる。

広くて大きな窓があって窓の外に木があって使いやすい児童館遊戯室もこれから当分、来ない。お世話になりました。
有休とってばりばりの首・肩のために午前中、整骨院(焼け石に水的ではある)。昼から土曜の会場でリハ。

各自の場当たりでまあつつがなく終わったものの(尺が長くなってしまったので途中止まるところを詰める、仕掛けの件)、みんなの成長っぷり、色濃さにへこむ。自分いいとこあるんだろうかと。ちゃんとしたダンスつくりたいけど身体が動かない、とか、きれいなものがつくりたかったけどその力がない…とか下がる。

さらに衝撃的なパフォーマンスの人の破壊力がすごくて打ち砕かれる。

友人と近所の銭湯へ行こうと探すが、あいにく休業日。しかも雨がかなり強く降ってきてなかなか止まない。住宅地のなか雨をしのぐ場所もあまりなくて濡れる。時間つぶしにまるで縁もない六本木ヒルズをのぞいてみる。

大して動いてないのにくたびれ果てたままクラスへ。ですが集中できず。ここで地道にやることの土台が今日は揺るがされてしまったというか。やってもやっても、自分へただな、とかカンがにぶいなとか思う。

秋の気配がひたひたと近づいている。ということは現実がひたひたと近づいている。これが終わったら石になりたいです。

Go deep

2009年8月23日 ダンスもの
日曜のせいか空きがなく、やや不便な場所の施設で部屋を借りる。でも公園に隣接した集会所は大きな窓の外が緑だから気持ちがいい。隣の部屋は女性の麻雀同好会のようだった。

二転三転四転…して作品は今のところに落ち着く。なにも難しいことやってないんだけど、予想以上に体力勝負。1回通すとすごく疲れる。よりシンプルな前半も実は難しいことがわかる。それが身体になじむように、なじむように。首、肩がばりばりでよけいやりづらいです。

昨日、後半の振りを固めたので練習。先生にもらった最後の部分をやってビデオで見てみたら、なんか(そこだけ)コンテンポラリーぽいではないか!自分のなかでスカートで----する人ってコンテっぽい。

で、そのシーンのために目立たなくて(なるべく)おしゃれな----と、おしゃれな--------を用意。

ここまでくると、つくったものは自分の領土みたいで、まだ未完成だけど、獲得したことで力がみなぎるというか、強く立てるような気がする。

それから、まだもっと先へ。

作品つくるのは大変で、そうしょっちゅうできることじゃないけど、私こういうこと好きなんだなと思う。こういうことができる生活を続けたい。仕事しながらこういうこともできる生活じゃないと私はだめだわ。
「つくる」とは何をやるか決めること。

ソロをつくるWS4回目、今日は各自15分ずつ見てもらう。

最後を昨日ちょっと工夫したのだが、最後の最後が先生ディレクションでついた。「----で、最後に----を----する」というそのアイディアを自らやってみせてくれたとき笑い転げてしまった(それは木曜に聞いていたんだけど、いまいちぴんときてなかった)。やっぱりそこまでしたいんですね。

後半が弱いと悩んでいたので、このエンディングで締まると思う。さすが。でも結局、図らずもこうなったというのが不思議だ。

身体の準備ができていないので、あげておくこと(木曜にやったときのほうができていたから)。

ひじを右・左と分けて落とす。

とにかくあげること。ピークのところはもっともっともっと思い切りやる。

*** やりたいことがはっきりしてるので、これからはそれを身体に落とし込んでいくこと(=稽古、稽古、稽古)。そしてもっとdeepなところへ行け。

人前に立つのは「宣言」である。自分はこういうことが好きだというマニフェスト。

面白いかどうかより、その人(やっている本人)が面白いと思っているかどうかが大事。

みなさん方向性がどんどんかたちになって際立ってきて、面白くなってる。しかし濃い人が多い(笑)。

「残りの時間で夏を賭けてください。そしたら本番で何かもらえると思うよ」と先生。(いいこと言う、でもちょっと「君も自衛隊に入らないか」風)

もう次の土曜は本番。つくる日々があと1週間、と思うとなおいとおしい。今はつくることがとても楽しい。夜、児童館で稽古。
朝の通勤客はサンプリングに冷たい。が、今朝は人々が足を止めて順番を待ってまで受けとっているので何かと思ったらリポDだった。気持ちはよくわかる。私は仕事でくたびれているんじゃないけれども。早速、練習の前に1本。

練習に場所をとってあったがその2時間半では振りを直せず(昨日「―ていうふうに変えたら」とアドバイスされていたので)。ビデオに撮ってみると前に考えたやつはぱっとしなかったし、振りを考えようとすると「動けない」コンプレックスで滞る。焦りつつ家で続きをやり直す。

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