練習にうちから2つ先の駅近くにある児童館の部屋を借りた。ちょっと高い(とはいえレッスン1回分くらい)し4時間もなくていいよ…とか思っていたのだが、行ってみたらとてもよい場所で和んでしまった。

まわりを大きな木々に囲まれ、こじんまりとした児童館は多くの人に使いこまれた感じがする。私はこういう古い建物のほうが圧倒的に好き。落ち着くし、新しいオフィスビルにはない親しみを感じる(インテリジェントビルって精神的にはよろしくない気がする。少なくとも私にはまずいです)。子どもたちが帰ったあとの遊戯室を、夜間使わせてもらう。跳び箱やマット、高さ30センチもなさそうな小さな平均台とかあってかわいい。床が木(フローリング)なのがとても嬉しい。すごくなじみやすい。ガラス窓もあって映して使えるし。過ごしやすく捗るので、またここをとりたかったがさすがにしばらく予約で埋まっている、次は来月下旬。

音楽のことはとりあえずおいといて、短いシークエンスを2つつくる。が、「で?」って感じもする。すんなり流れ過ぎというか、芯になるイメージが薄い。これは自分のすることなんだろうか、とも思う。先生の受けを気にし過ぎ(それで受けない気がする)。

今はもっとシンプルなコマをつくるのでいいんじゃないだろうか。もっとミニマルな。もっと強くてミニマルな。リピート可能な。急いてしまいがちなので、もっとゆっくりやってみよう。あせらず楽しみつつやりましょう。自分らしく、ってどういうのなんだろうね。どういう感じにしたいんだろうか。動いて考えて、疲れた。

3分の1

2009年6月24日 ダンスもの
ユーレイ登録(今はアルバイトで就業)している派遣の登録更新に行く。新規のときより簡略版かと思っていたらそうでもなくて、テストの類はフルセットやらされる。一応、仕事はしていても自社の尺度で測りたいらしい。派遣の登録に行くたびに己のスキルや社会性のなさにへこたれる。こういうところで堂々としていられる人ってすごいと思う。今日もまたふがいない自分。こんなテストがだからどうなの、でもあるけどさ、うなだれるよ。ちょっと驚いたのは(登録した2年前に比べて、だったと思う)「求人が1/3に減っている」と仕事の口が少ないことを明言されたこと。あっても専門性が高い仕事が多い、とか、そういう話。景気の影響を受けやすい社会の部分ではあるけれども、2時間近く時間ついやして、しょんぼりもするわな。

思っていた以上に時間がかかり、レッスンへは少し遅れて行く。たまにしか来ない例の男子(っても大人)が来ていた。彼は私よりよっぽど発表会出てるし、有名ダンサーのレッスンもあちこちで受けてるらしいのだが…不思議なくらい身体が変わらない。あんだけやってて使える身体になってないって謎だ。今日もレッスンを受けに来たというより、最近買ったというポルシェを見せにきたんじゃないかと疑わしい。まあそんな人は置いといて。なんか今日、動き足らないよ。ともかくダンスできる環境は保っていたい。
8月にソロ作品をつくるWS+ショーイングに参加する。仕事やめるかっちゅーときに、んな重労働、とも思いましたがこの時機だからこそ別な方向にひっぱりたいというのもあり、見てもらえる機会は逃したくないというのもあり。

これは本当に気が紛れます。今日はじめて場所とって試してみたけれども、あたまでいろいろ思いつくものの身体で実現できない、とか自分でやってみるとツマラナイとか(悲)。今日はかなり途方にくれてました。20分くらい床で寝た。自分のペースでやってるのに、すごく疲れちゃった。だいじょうぶなんか、わたし? しかしやり始めですから、いろいろやってみましょう。

ある曲を使いたい(かなり重要)のだが、それは(そうだろうとは思っていたけど)なかなかムツカシイ。これでもか!と聴きながらやったけど、音にとらわれないで今は試してみたほうがいいかもしれない。

あと、落ち着け。落ち着け。もっと自由にやっていいんじゃない?人は気にしないで、まず好きなようにやってみよう…。
シンクロニシティ。およそ2ヶ月ぶりでジャズのレッスンへ行ったら「あー、○○さん!!」と盛大に言われる。ちょうど「来ないねー」という話をしてたんだとか。こういうのって嬉しい。フロアのある振りばかりやっていたので、立ちまくるのが新鮮だわ。ここのレッスンも身体いっぱい動かせてよいのだが、土曜というとなかなか行けなくなってしまった。

鍼灸院へ。痛めたほうのひざに触れて「ここの痛みが軽くなっているのも、環境の変化に応じているかも」とのこと。憂うつが軽減されると、こういう痛みもよくなってくることがあるのだとか。不調の「根」の部分がなくなっている、そう。施術台につっ伏して寝ながら「もうちょっと楽に生きたいな」とつぶやく。誰かに何かをあずける、というのは幻想かもしれないけどあずけたい。治療はいったん終わり、何かあれば連絡。

ひざがよくなりつつあることはとても嬉しいし、心配はあるにせよ気持ちの奥でほっとしている。どこかで子どもが「もう行かなくていいんだって!」って喜んでるみたいな(笑)。会社を退職するまでのこと、その後のことは大いに気がかりだが、一方でこれからの身体の試みがすごく楽しみになっている。現実、たいへんでしょうけどね。なるたけ楽しいこと、広がりのあることに目を向けよう…。
広い床に転がる。

DADA10

2009年6月12日 ダンスもの
青山ダンシングスクエアの公演。楽勝のはずが、駅からさんざん迷ってぎりぎり着。もともと見づらいホールの幸薄い場所の席しかなくて難儀する。舞台で床振りしてても見えない。前の列席の人の頭はいつもとりわけ大きい気がする。

二見一幸→オールドスクール、いいじゃないか。楽しめるし、華があって見せる。バレエや思い入れ強いコンテに眠くなったところで、ぱーっと目が覚める。上手な人多い(ここのスタジオは全般にそうですが)。

コンドルズ近藤さん→らしい!ある意味いちばんコンテぽかった。

平山素子→うつくしい人々によるうつくしいダンス。この方々はいったいどちら様なんでしょうか。この世のものとも思われぬうつくしさ。素敵でした。

木佐貫邦子→波の音で始まったところで、どうなることやらと思ったらすごくよかった。かなりの数のダンサーが舞台上にいるのにうるさくない、うまく使っている。ときに「(出演者が)多過ぎる」と感じるのは、見せ方がうまくない、ということなのかもしれない。あちこちで動きが起きて面白い(視線が分散する)。揃い加減と不揃い加減が絶妙。振りのセンスもユニークで好き。若いダンサーたちだが、私がよく感じるような厄介さはなく、みな自然にいるように見えた。若さの溌剌と不安定がともによく表されていた。面白かった。知人が出演していたのだが、いいダンサーだと思った。

娘たち

2009年6月9日 ダンスもの
ダンス友が出演するワークショップ・ショーイングを観に森下へ。てっきり振付ものと思っていたら「即興」とのこと。なんだか観ててもやもやする。こもる、というか、「己が消えてない」というか…。友人に聞いたら、純粋なインプロではなく、WS中に各自がつくったモチーフをそれぞれ持ち出していたのだとか。そういうやり方で進めていたそうだから、どちらかというと「作品」。なるほど。そつがないし破綻もないけど、その場で起きたことが波紋のように広がったり、その場で動きが生まれたりするインプロのなまものちっくな面白さに欠けるのが私には物足りない。あと、やっぱり「何かしようとし過ぎ」。もっと何もない時間(間)があってもいいと思う。友人はそれこそインプロでいっぱいしゃべっていて、彼女らしさを大いに発揮していた。ちょっとだけだけど、久しぶりに話もできてよかった。

しかし…ガーリーだなあ。若い娘さんばっかりで、それも線が細い、髪の毛長くて茶色い、かわゆい、妖精みたいですよ。そして身体も使える娘たちです。とてもこんな中にわたしゃ入れないわ。若いせいなのか、身体や動きが生むなにかより、「自分」が出てしまう(本人が意識・無意識で表している)ように見えた。またしても「若いダンサー問題」(気になってるのは自分だけかもだけど)。私はお菓子はあまり食べなくなりました。


ダンス「見に行くぜ」の強化ウィークで、12日までにあと3本。今日はセッションハウスにてコンテンポラリー・ダンスの新進気鋭4組。

ジャポニカポニカ→ちょっと苦手な「女の子ぽさ」、私には。こういうの観ると、またしても「ダンス」ってなんなんだろう…モードになってしまう。「若い女性ダンサー」(男性もそうなのかもしれないが)のむつかしさ。後半のほうがよかったかな。
大山プロジェクト→去年の「踊りに行くぜ」より、ダークトーンの作風。去年より落ち着いてよかったけど、テクニックに対して大事な「何かが足りない」気がする。
7年2ヶ月→女性のデュオ。ていねいに積み上げてつくってる感じが好感もてる。もちっと遊びがあってもいいのでは。

コルプト→いちばんよかったのがこれ。観たいと思ってました。コンテンポラリー・ダンスで「ダンスって楽しい」を届けてくれるところって実はあまりないような気がするが、コルプト観ていて「こーゆーのがあるからダンスっていいよね、憧れるよね」と改めて思った。好きだな~。ダンサーがいわゆるダンサーぽくない(重要)なのもいいです。今後も要チェック。

ばさーともらうチラシの束のなかにあったコンドルズ。秋の公演が「Nine Lives」だそう。ダンスのフライヤーのコピーとかプロフィールの文章にはこっぱずかしい感じのものもしばしば見受けられます。んなんだったら言葉にするな!とか思うけどね…。コンドルズコピーには「生まれ変わる。ニャン度でも。」とあって笑った。そして感心した。各公演には「アメリカンショートヘア・スペシャル」とか猫種のお名前がついている。すばらしいです。近藤さん愛犬家のはずだけど。

またそのばさーともらうチラシ束のなかに、かつてWSで会った人の名前が出ていたりすると、すごいなーと思いつつ、自ら省みてチャレンジしてないな、成長してないな、とか思って焦る。落ち込んだり。

自業自得だけど足イタイ。身体が痛いとダンス面でどうしても遮られ、つまりそれは全般的にかなり下がることになるので厳しいです。

床が好き

2009年6月3日 ダンスもの
出かける1時間ちょい前くらいに「突然だけど客先での会議に同行して」と言われる。残された時間に比して、おおめの量のランチを頼んでからあわてる。なんの心構えもなく行き、眠気とたたかう(しばし負けた)。

前回は1対1だったレッスン。今日は「ややぶっきらぼうな男の子(大学生だか院生)」が入ってほっとする。2人でこの広さのスタジオを使えるのは贅沢だ。のびのび~。先生に「床(の振り)、慣れたねー」と言われる。前よりフロア好きになった。もっぱらスタンダードなジャズをやってた頃は床に入るなんて異常事態だったけど、今ではだいぶ慣れたし、楽しい。でも高い姿勢から床に入るのはまだまだ苦手。身体をつなげて動けるようになりたいと思う。力を抜いて。脱力して落ちるときは「おなか」、上がるときは「背中」。あとはフリーに、ゆるく。
メンテナンスのワークと、鍼灸院のはしご。身体をみてもらい、ゆだねる。2ヵ所へ行くのに空間移動はかなりあるが、基本的に「おまかせ」で、ゆったり、くつろぐ。あぁ息がつける。「身体のパフォーマンスが先週とぜんぜん違いますねー」とメンテの先生が言っていた。今週は休んだし、今日は身体も余計な力やこわばりが抜けているよう。「自然に力が抜けるようになりますよー」と、この先生の言葉にはほんと励まされる。ここ2、3日でひざの痛みもだいぶよくなっているのが、とても嬉しい。
とりあえず今日は9to5+1でつつがなく働く。一日一日。整骨院へ行く。腿の前側と腰のストレッチを教わって、ひざの痛みのしくみがわかる。家でもストレッチ。今週は休養とメンテの週。元気になりたい、いろんな面で。

スカパーで「ヘアスプレー」を観る。ビミョーなところもあるミュージカルだが、50-60年代テイストの王道ダンスナンバーって、抗いがたく血が騒ぐというか。黒人のダンス、身体のエネルギーってやはり独特。文句なく空気を変える生命力と魅力がある。この頃(なんちゃって、だけど)コンテっぽいことやってると、なんかどうしても小難しくなっちゃうんだよな。音で踊る率直なダンスってやっぱりいいよね(小難しくないけど、テクとしてはけっこう難しい)。たまにこうゆうのやりたいわん。
ダンス友のショーイングを観に行く。区立会館のレクホールが会場。そう新しくはない施設のようだが、天井が高くていい雰囲気。チケットは1000円で、このくらい気軽にダンスを観れる機会は大歓迎。音楽(即興)ぐー、衣装参考になる。肝心のダンスは、目に止まる瞬間がそこここにあるものの、全体として「うーん?」と考える。来年の本公演に向けたWork in Progress(試演)企画としても、何かが足りないか多すぎる。ダンス友のお友だちは「情報が多過ぎる」と言い、私は「見にくい」(見やすい、の逆)と思った。たかだかMAX8人なのに、人数が多過ぎるように感じるのはなぜだろう。同じかたち(振付)をもっても、ばらついて見える。気のもちようがあまりにそれぞれまちまちで、ソロな人が多かったせいかもしれない。せっかく一緒に出ているのだから、もっと人も空間も共有しないともったいない気がした。あと、シンプルな動きの難しさ。人のことは勝手に言える、というものですが。観ることはとても勉強になるし、刺激になる。

↑の「お友だち」とは初対面だったのですが、同じ沿線だったことから帰りが一緒になりダンスあれこれの話に花が咲く。10歳以上若い人だが、職場の悩みまで似通っていた。地元の昔ながらの居心地よい喫茶店を教えてくれて寄り道。「最近ぐっときた舞台」「こういう作品をつくりたい」だのさらにダンスの話続く。彼女が通っているというお勧めスタジオも教えてくれた。コーヒーも美味しかった。こういう出会いは嬉しい。

ちょっと元気がでたので、ずーっと前に送ってもらいながら開封もしていなかった1月のインプロショーイングのDVDを観る。ひゃー。4,5回リピートして観てしまった。何度観ても内容は変わらないんですが。もっと思いきりやれ、自分。みんな溌剌としてるなぁ。私はなんというか、「きゅっ」としてる。やってないわけじゃないけど、もっとのびやかにできれば、だいぶ変わるのに。もっともっと大きくやればよかった。やっていいのですよ。とにかく身体を使わないと、こういう場では表れてない、ということがわかりました。

身体(胸や背中)を使ってないこと、頭が残る(動きのなかで頭だけとり残される)ことが確かに気になる。首、抜けってさんざん言われるわけだ。おんなじようなことしてるし(緊張もしてた)。でも、私たちのチーム、面白い場になっていた。みんながんばってた。今度するときは、怖れずもっとはじけましょう。自分の頭が重く見えるのも気になる。好きで黒にしてるけど、ヘアスタイルと髪の量を考えると多少明るめの色にしたほうがいいのかなとも思う。
昨日、初めて漢方薬をのんでうたた寝したら、目覚めがいつもと違ってすっきりしていた。身体ぜんたいに働きかけている感じがあって、ちょっと嬉しい。いいかもしれない。

久しぶりにボディワーク(プライベート・セッション)へ行く。インストラクターの女性はしばらく勉強にカナダへ行っていて、「日本はほんとにストレス社会ですねー」と。向こうではこっちほどインフル騒いでないそうだ。まったくストレスフルですね。

始めてすぐ「今日は身体の緊張が高いですね」と言われる。久しぶりで緊張したのと、ひざが痛くて身体がぎこちないのと、生活上でもいろいろ気が張っているせいか、今週とくにこちこちになってると思っていた。以下いろいろメモ。

* ひざ(特に左)を曲げるとき、内に入りやすい。ひざの内側の筋肉をより使うことになるので、今回のようにひざ痛みにもつながる(腰からねじれるように内側へ筋肉を使ってしまう)。ひざを曲げるとき、インに入ってないか気をつける。アウト気味に使ってまっすぐ。
ひざの使い方を変えると、痛みも治る。痛みは身体が発信するメッセージ。

* 右足の指が反りやすいクセ。きき足の足先に力が入りやすい。

* とにかく首の力を抜くように。頭を胸にたらして左右にふるなど、日常でも心がけてやってみる。

* 椅子に腰をかけて脱力(ぐったり)する練習。どこまで力が抜けるか。

* 日常でも、なるべくゆるめてあげる。力を抜くように。らくにらくに。

* 身体に気持ちのいいことたくさんしてあげて。リラックスできること。休むことがいちばん。

彼女は「力が入っていたり緊張してるのに柔らかいところがあったり」、私の身体について「いろいろ複雑なんですよねー」とにっこりして言う。身体にはなんでも出る。彼女として気づくこともあるのだろうが、それ以上言葉にしないでくれている、という気がした。

ほんとうに人柄のあたたかい人。身体について教わったり、何かしてもらうのは、技術だけでなく人間的にも魅力があったり、好感をもてる人と関りたいと思うようになった。彼女は「(私は)がんばりやさんなので、身体に『よくやっているわよー』と声かけたり、ほめてあげてくださいね」と言う。

「楽になります」「力が抜けると、もっと楽になれます」と彼女に笑顔で言われると、気持ちがほかーとする。身体のことなんだけど、なんだか具体的に明るい先が見えるようで、ほっとする。練習すると身体は変わります。


振り覚え

2009年5月19日 ダンスもの
火曜のレッスン再開。しばらくぶりなので、どきどきしてたけど、案外振りが入る。お。コンテな振りを覚えるの前より早くなった…。かたちでなく、運動(重心移動)の方向、いきおい、流れと思うと覚えやすくなったのです。嬉しい。20代の先生、レッスン中にコーラ飲んでて若いなーと思う。しかしいろいろ疲れた。ひざもまだ痛い。明日は有休、なのでゆとりが。
・処方された頓服薬のまわること。「(ODしたので)マイルドに効くやつを処方した」と言っていたのに、朝、会社のデスクでのんだら眠くてたまらない。気持ち悪くなるし。横になりたくてたまらなかった。PCのパスワードもろくに入れられない始末。上司に「作業が遅い」的なことを言われたけど、言い訳したときも眠かった。こんなクスリ、出していいのか?

・クラスは今日でしばらくお休み。終わったら飲み会。先週も飲みに行ってませんでしたっけ?PART IIがあるとは(レッドクリフか)。おかしいので行く。

・ここに来てる人のなかには、実際に舞台で活動している役者さんやダンサー、また仕事ではなくても自分で作品をつくったり活躍の場を探して出ている人がけっこういる(飲み会で隣席に座った子が、演劇音痴な私でも知っている劇団の役者さんであることを知る)。仕事にするのは、また仕事のかたわら創作活動をするのは、たいへんなこともあることだろうと思うが、そのバイタリティやまっすぐさがうらやましい。クリエイティブなことを生活の軸にできるのはうらやましい。

・若くないから、というのは言い訳。私にエネルギーや勇気が欠けているからだ。

・みんなを見ていると「代が変わったな」と思う。私は始まった頃から来ているので、同じ頃から来ていた人が来なくなるのは寂しい。それぞれがそれぞれの理由で、場を別に見つけたとか、生活上の理由で来れなくなるとか、いろいろなんだろうけど(てか、ど素人な私が続いているっていうのもなんなんだろうか)。

・私もなんとかしたいです。向上したい。ライフイベントレスであることも、どうにかなるものならなんとかしたいです。Life is worth livingということを理解してみたい。

・あんまり飲んでないのに、みんなナチュラルハイだったような。しばらく会えないのもさびしいです。でも、2ヶ月だね。
・クラス前の時間つぶしに入った本屋で衝動買いした本。(1)「闘うバレエ」(文春文庫)(2)「日本のヒップホップ 文化グローバリゼーションの<現場>」(イアン・コンドリー著;なんで外人(MITの教授)&なんでNTT出版から?)(3)「芸術新潮」(トーヴェ・ヤンソン特集)

まだ読んでない本たちがおうちにかなりありますよ、なのだがせめてこういうことで自分の生活環境に穴を開けられるもんなら開けたいきもち。

・今日は人が多い。緊張する。

・「壁があるつもりで」とか「空間にパイプがあってそれをよけたりくぐったりするつもりで」4人で動く…というやつ、私はこういう、マイムの技法を使ったここ独特のワークがかねてより苦手で固まっていた。

自分がするのが難儀でも、人のを見ているとこれはすごく面白い。見ていたら、「あ、これってグループ・インプロ」と思った。そしたら開けた。

いつもこの手のやつは、「ひとりで宿題をやらなければ」と根を詰めるほうへ走り、自爆しがち。グループ・インプロ→「まずまわりを見る」。お題の追求はさておき(するけど)、人を見ることにしたら、動きのきっかけやつくり方が自分で格段にわかりやすくなった。これはすごいです。

私たちのグループ、よかったらしい。関係がきれいにでてたとか。人を見て、使う、借りることにすると、自分の負担が減るし、なにより楽しい。

「マイムの…」と思うだけで沈没(できないから)、楽しむどころではなかったので、これは重ねてすごい。グループ・インプロって私にとってよっぽど大いなるヨロコビらしい。

・私はマイムも、そもそもコンテンポラリー・ダンスもきちんと教わったわけではないし、ここで教わっていることは難しく、その違和感ある体験を自分ではじいてしまうことがある。でも、

こんこんと教えてもらっていながら、それまで自分になじまなかったことが、ある瞬間にすっと通る。これはとても爽快だ。

それまでに伝えられていながら「島」になっていた情報にひもが通されて、つながる、使えるようになる。

あるいは、

ずっと理解できなかった(なんらかの理由で自分のフィルターを通らない)ことが、あるきっかけで自分の語彙に落ちる、自分の「辞書」の言葉にマッチする。そういう体験を今日はした。

カイト

2009年5月13日 ダンスもの
舞台で長期軟禁(本番というよりリハ拘束だそう)下にあった水曜モダンジャズの先生が復帰、3週ぶりにレッスン再開。スタートが20時過ぎ(という遅いコマになったのも昨年の発表会のためだったが、当時の発表会メンバーは今誰も来ていない…)で、めんどくさという気持ちにもなるが行くと動くヨロコビがある。もっと芯があって、なおかつ柔らかく動けるようになりたいなぁ。この先生らしい、ポストロックの音によく合う「青春」(っていってもいい感じの意味)な振付。今日はKyte。
・暑さと湿気にやられた感あり、身体なまってる。一方、オフィスは寒いくらい冷房かけてて、うんざり。

・覚えやすくなった。その分、動いて気持ちいい感じがある。自由になる。イキオイのあるダンスはいいです。

・そしてまた一方、自分自身でいることに、自分ひとりから抜けられないことにぐるぐる。いったい変わりようはあるんだろうか。この先、本当に不安。つかれた。
ダンス友に誘われ、とあるダンスWSへ行ってみる。基礎トレーニングはていねいに慣らす感じで気持ちいい。おぉ、プリエとかクロスフロア(例えば部屋を斜めに使って、移動しながらステップや一連の動作の練習をすること)もするのですね。私の勝手なカンパニーイメージでは「“雨に打たれるしだれ柳”(適当)のイメージで動いて」とか抽象的なことをするのかな、と思っていたら意外と(失礼)かっちりオーソドックスなメニューではないですか。てか、月木のクラスが基準ワイルド(笑)なんだな、と思い知る。そりゃダンスクラスでやりますよね、プリエ。でもふだんいかに鍛えられているか、よそに行くとありがたみも思い知る。後半、短い振りを教わる。身体で空間を彫刻していくような…すっきりして、繰り返すと感覚が深まるというか、いい感じの振りだった。ついて教えてくださった女性ダンサーが、伝え方がとても上手な人で、おかげでよく入りました。若いのに素晴らしい。私はとてもこうはできないです。みっちりとよく動いた。いっぱいいっぱいでしたが、充実したメニューなのでまた行ってみたいかも。

ケミカル

2009年5月7日 ダンスもの
・「階段を踏み外して、アスファルトに顔面から着地しました」と250回くらい説明しなければならないか、と思っていたら案外、訊かれなかった。私の顔面に興味をもつ人がいないのか、あー転んだのねと自ずと納得してくださったのか、そもそも気づかれてないのか、あるいは訊きづらい雰囲気の傷(ケンカっちゅーかDV?)なんだかどうだか。

・連休はクスリのんで寝てばかり、だったのにすごく疲れた。

・記憶のない時間がある。「寝ていた」はずだけど、ハンガーラック壊れてたり、妙なメール書いてたり、置物が落ちてたり、する。

・自分のことはともかく、誰かに失礼なことをしてないだろうか。それが気になり、本当に本当に申し訳ないです。

・2日くらい、ベッドに入らず畳のうえで朝まで寝ていた。ろくでもない度高い。そうこうする間に鍼灸院の予約を久しぶりにとってたり、ダンスのWS申し込んだりもしてるんだけど、それはちゃんと意識のあるときにやってるんだろうか…やってるんだよね(と思いたい)。

・化学物質とり過ぎ。身体にいいはずない、ごめんなさい、つい口に入れてた、そういうやり過ごし方。そういう今年の連休。無理でした。ごめんなさい。ほんと疲れた。

・クラスに行った。久しぶりで身体を動かせる時間。人も多かったし、疲れてもいたけど、解毒。

< 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索