映画みたいな演劇/ロベール・ルパージュ「ブルードラゴン」@東京芸術劇場 中ホール
2010年11月12日 PAその他今月はF/T参加作品をいくつか観ます。日本語字幕つき。
場面の転換がとにかく鮮やか。客席から見ると舞台が8つのキューブ(上段4、下段4)に区切られていて、2階建ての室内になったり、空港になったり、駅になったり、バーになったり、画廊になったり、都市(上海)遠景になったり…上手に使って見事に切り換える。照明や映像の使い方もうまく、視点の異なるシーンが次々となめらかに移り変わるので映画を観ているかのようだった。きれいに「雪」が降ってたな。
ストーリー(中国に移住した行き詰まり中のカナダ人中年アーティストの男性と、元恋人のキャリアウーマン、現恋人の中国人新進アーティストの3者関係)は心えぐられるほど深くない。こういう小説があっても買っては読まないだろうな、て感じ。エンディングは面白いけど。少し入るダンスも新味はない。観る価値大のパフォーマンスではあるのですが、自分としては切実なコンテンツを求めるきもちの今日この頃で、ここまでつくりこんであるだけにもったいないなー、ともおもいました。
劇場の売店でラヴぃなクリスマス・デコレーションがあったので買う。職場用。
場面の転換がとにかく鮮やか。客席から見ると舞台が8つのキューブ(上段4、下段4)に区切られていて、2階建ての室内になったり、空港になったり、駅になったり、バーになったり、画廊になったり、都市(上海)遠景になったり…上手に使って見事に切り換える。照明や映像の使い方もうまく、視点の異なるシーンが次々となめらかに移り変わるので映画を観ているかのようだった。きれいに「雪」が降ってたな。
ストーリー(中国に移住した行き詰まり中のカナダ人中年アーティストの男性と、元恋人のキャリアウーマン、現恋人の中国人新進アーティストの3者関係)は心えぐられるほど深くない。こういう小説があっても買っては読まないだろうな、て感じ。エンディングは面白いけど。少し入るダンスも新味はない。観る価値大のパフォーマンスではあるのですが、自分としては切実なコンテンツを求めるきもちの今日この頃で、ここまでつくりこんであるだけにもったいないなー、ともおもいました。
劇場の売店でラヴぃなクリスマス・デコレーションがあったので買う。職場用。
出先から早めのレッスンに行ってみるつもりで、叶えばそのあとのジャズと今日は2本立てのダブル・レッスン。のはずだった。
ビル3階にあるそのスタジオに行ったら入口で外国人女性に「スタジオの人?」と声をかけられる。思いがけなく当たり前のように英語で話しかけられどぎまぎしながら、「レッスンに来ただけでスタッフの人じゃない」と超ブロークンに言うと何でもスタジオが閉まってるのだとか。
個人で借りてるスタジオだから受付などはない。じゃレッツゴーウィズミーって一緒に階段を上りつつ、「どこから来て、お名前は」と訊き出す(英会話はこれを訊くもの、とインプットされてるのかも自分)。デンマークから来たソフィーと判明する。
確かにドアにカギかかってて(彼女も連絡したそうだが)、私も主に電話してみると「あー、忘れてた!彼は今月、外国にツアー行ってて休み」とのこと(ちなみに当該のレッスンは日本が誇る舞踏で、Butohっちゅーと外人が受けに来る率はわりかし高い)。
↑の旨を説明しようと"He is abroad"(こんなでいいのか?)と言うと通じなくて"He wento to another country on tour for his performance."(もうちょっとなんとか…)て言ったらわかってくれた。
でもあとで思ったんですが、これこそ「彼は~に行って今ここにいない」ケースなのだから現在完了形で言うべきでは。あーとっさにでてこないもんだ。何年英語やってんだっての(しかもここ最近、文法書で現在完了を見直したりしていた)。せっかく来たのにレッスン受けられずしょんぼりしちゃったソフィーと「じゃね」と別れましたが、英会話チャンネルさびきってることがわかり私もしょんぼりです。
その後、いつものモダンジャズへ。基礎力あっちもこっちもないな、の日。シンプルなことがむずかしい…。
ビル3階にあるそのスタジオに行ったら入口で外国人女性に「スタジオの人?」と声をかけられる。思いがけなく当たり前のように英語で話しかけられどぎまぎしながら、「レッスンに来ただけでスタッフの人じゃない」と超ブロークンに言うと何でもスタジオが閉まってるのだとか。
個人で借りてるスタジオだから受付などはない。じゃレッツゴーウィズミーって一緒に階段を上りつつ、「どこから来て、お名前は」と訊き出す(英会話はこれを訊くもの、とインプットされてるのかも自分)。デンマークから来たソフィーと判明する。
確かにドアにカギかかってて(彼女も連絡したそうだが)、私も主に電話してみると「あー、忘れてた!彼は今月、外国にツアー行ってて休み」とのこと(ちなみに当該のレッスンは日本が誇る舞踏で、Butohっちゅーと外人が受けに来る率はわりかし高い)。
↑の旨を説明しようと"He is abroad"(こんなでいいのか?)と言うと通じなくて"He wento to another country on tour for his performance."(もうちょっとなんとか…)て言ったらわかってくれた。
でもあとで思ったんですが、これこそ「彼は~に行って今ここにいない」ケースなのだから現在完了形で言うべきでは。あーとっさにでてこないもんだ。何年英語やってんだっての(しかもここ最近、文法書で現在完了を見直したりしていた)。せっかく来たのにレッスン受けられずしょんぼりしちゃったソフィーと「じゃね」と別れましたが、英会話チャンネルさびきってることがわかり私もしょんぼりです。
その後、いつものモダンジャズへ。基礎力あっちもこっちもないな、の日。シンプルなことがむずかしい…。
ヘビー耽溺
2010年11月10日たばこ(喫煙量)が増えています。急増しています。いっそ本数よりニコチンタールの量を増やすべきなんでしょうか。たばこ屋の看板犬はもんちゃんです。求められない存在でいるのはつらいわ。こんなに早く知りたくなかったなぁ。
もっと!「打っても響かない人」
2010年11月8日コメント (2)派遣元の営業氏と面談(担当替わって以来、初めて話す)。あれこれ伝えるが「組織は変えられない」「そういう話(導入時と仕事の内容が違う等)は他でもある」と言うばかり。前任者も同じような受け答えもしていたが、もうちょっと気の利いた言い方をしていたよ。そんな事実は誰でも知ってる。せっかく来ておいてこんな言いようしかできないのなら、この河豚の仕事は一体、何なんだ?
別の部署の派遣さんが「職場に挨拶がないのがもう耐えられない。相当、(精神的に)深刻にキテル」と訴えてるという話で、やはり「変えようがない」と返したらしい。…ばか?
ウチも似たようなものなので彼女の気持ちはよくわかる。挨拶がないって言うなら後は推して知るべしで、それじゃ日々つらいじゃない。「変えようがない」のは当たり前としても、仕事ならそれ言って終わりじゃないだろう。
こいつと話すこと自体がストレス。この方はこの派遣元のみならず、自分史上1、2位を争う困った営業氏のような気がします。
これ以上話しても無駄だから切り上げようとしたら、「外出時の交通費はどうなっているのか」(前任者から聞いてないのか)「遠方に出張するときはどういう扱いなのか」等と訊いてくる。私は遠方へは出たことがないが、出張手当があることは知っていた。社内で「どうなんだろうねー?スイカがよく出かけているから訊いてみよう」ってなったらしい。マニュアルあるのになぜ知らない。
そもそも今日の面談も、外出先から帰っていきなりの話で、なんのために毎週、外出届を書いているのかわからない。他にも「今さら?」なことや「そんなでいいなら楽な仕事よな」なこと言いまくり。
んなのに自分の時給からかすめとられてるかと思うと心底ゲンナリ。こんな(いわば内輪の)ことで消耗したくないですけど。結局、孤軍奮闘なんだな。誰も信じられないっ(ていう心理になる)。
今の仕事自体はいろいろあっても現場はいいし、一生懸命やっていこうと思うけれども、派遣っていうシステムはあまりに汲々とし過ぎる。なんか間違ってると思う。 挨拶しない大人ってのもなんなんだろうか…超一流会社(のはず)なのに。
=======
ぜんぜん話は違うけど、きょう電車のなかで見とれてしまったお嬢さん(20代前半くらい)。
オフホワイトのヘンリーネック(ワッフル地)のシャツにきれいなモスグリーンのカーゴパンツ。格子柄のハイカットのスニーカー。そのどれもがいい感じにくたびれている。防寒は首にぐるぐると巻いた紺のマフラー(ストール)だけ。しかも荷物がパンツの両ポケットにつっこんだ携帯と音楽プレーヤーだけというのも好感度高い。スリムでボーイッシュな彼女の雰囲気にとても合っていた。私はこうも潔く手ぶらになれないけど、なかなかこういう雰囲気にはなれないとも思うけど、真似したいコーディネイトだった。
別の部署の派遣さんが「職場に挨拶がないのがもう耐えられない。相当、(精神的に)深刻にキテル」と訴えてるという話で、やはり「変えようがない」と返したらしい。…ばか?
ウチも似たようなものなので彼女の気持ちはよくわかる。挨拶がないって言うなら後は推して知るべしで、それじゃ日々つらいじゃない。「変えようがない」のは当たり前としても、仕事ならそれ言って終わりじゃないだろう。
こいつと話すこと自体がストレス。この方はこの派遣元のみならず、自分史上1、2位を争う困った営業氏のような気がします。
これ以上話しても無駄だから切り上げようとしたら、「外出時の交通費はどうなっているのか」(前任者から聞いてないのか)「遠方に出張するときはどういう扱いなのか」等と訊いてくる。私は遠方へは出たことがないが、出張手当があることは知っていた。社内で「どうなんだろうねー?スイカがよく出かけているから訊いてみよう」ってなったらしい。マニュアルあるのになぜ知らない。
そもそも今日の面談も、外出先から帰っていきなりの話で、なんのために毎週、外出届を書いているのかわからない。他にも「今さら?」なことや「そんなでいいなら楽な仕事よな」なこと言いまくり。
んなのに自分の時給からかすめとられてるかと思うと心底ゲンナリ。こんな(いわば内輪の)ことで消耗したくないですけど。結局、孤軍奮闘なんだな。誰も信じられないっ(ていう心理になる)。
今の仕事自体はいろいろあっても現場はいいし、一生懸命やっていこうと思うけれども、派遣っていうシステムはあまりに汲々とし過ぎる。なんか間違ってると思う。 挨拶しない大人ってのもなんなんだろうか…超一流会社(のはず)なのに。
=======
ぜんぜん話は違うけど、きょう電車のなかで見とれてしまったお嬢さん(20代前半くらい)。
オフホワイトのヘンリーネック(ワッフル地)のシャツにきれいなモスグリーンのカーゴパンツ。格子柄のハイカットのスニーカー。そのどれもがいい感じにくたびれている。防寒は首にぐるぐると巻いた紺のマフラー(ストール)だけ。しかも荷物がパンツの両ポケットにつっこんだ携帯と音楽プレーヤーだけというのも好感度高い。スリムでボーイッシュな彼女の雰囲気にとても合っていた。私はこうも潔く手ぶらになれないけど、なかなかこういう雰囲気にはなれないとも思うけど、真似したいコーディネイトだった。
四谷の姐さんのスタジオへ。他に時間の使い方を知らないのか、という。ここでレッスン受けるのすごく久しぶりなのに自分のクセを指摘してもらえるのは本当にありがたい限り。こちらは筋トレも含め、オーソドックスなダンスのトレーニングをかなりきちんとやる真面目な女子系スタジオですが、私は苦手意識があってつい逃げちゃう。こういうのもやらないとですね。人数も適当でいいレッスンだった。
公園まであるく
2010年11月6日物産フェア(みたいなやつ)の売り子になってる母を迎えに行くので、しばこを連れて公園まで。結構、歩いた。一同、お疲れ。いちばん楽しかったのはしばこでしょう。
ベタに動物なのか気温がちょっと上がると素直に動ける範囲と質が上がる。お仕事行って久しぶりにモダンジャズのレッスン。もっとメソッドの部分みっちりでもいいんですが(前から思う)、そういう自分はしばらくぶりでぼけぼけですが、楽しい!
毎度言ってるけど、新しいスタジオに行くときは緊張する。クラス友に教わったところ。「あー、私もついにここまでマニアックなつくりのところに」と行ったら思いました。行ったら勧めてくれた男子と、3月のWSで一緒だった女子に思いがけずばったり会う。髪型が変わっていたこともあって初めさっぱり気づかず、彼女のほうから声かけてくれた(私は人の名前と顔を覚えるのが苦手でいつも相手の方から声をかけてもらうようになってしまう。ほんとスミマセン。このへんしっかりせねば)
四谷のスタジオ主とタイプ似ている気がするが、あちらが「赤」とするとこちらの姐さん(笑)は寒色系。ストレッチ、即興、コンビネーションもありみっちり2時間。いいレッスンと思う。できなくてもできないなりにやる、「(振り)こんなの覚えられねー」と思ってもあきらめずにやる、てところは昔と変わったな自分。
四谷のスタジオ主とタイプ似ている気がするが、あちらが「赤」とするとこちらの姐さん(笑)は寒色系。ストレッチ、即興、コンビネーションもありみっちり2時間。いいレッスンと思う。できなくてもできないなりにやる、「(振り)こんなの覚えられねー」と思ってもあきらめずにやる、てところは昔と変わったな自分。
元彼の勇気
2010年10月31日お手伝いで古巣の自助グループWSへ遠出する。体験談を話すのです。3人いるスピーカーのうち、一人は性同一性障害で区議会議員の女性。
元彼=現彼女の言葉は説得力があり、その場にいたみんなのハートをわしづかみ。私もぐっときました。立候補のきっかけがまず「自分の問題を隠して生きていくことに限界がきたから」と動機が個人のうちに根ざしていて、そこが活動や言葉に力がある由縁でしょうか。
ご自分のセクシャリティの問題をさらけ出して選挙活動に挑み、はじめは悪しざまに言う人がいても、じょじょに支持者が増えた。今は性の問題だけでなく障害者などマイノリティ問題等に取り組んでおられるそうだが、「行動を起こせば7割は変わる」と言っていた。「社会って自分が思うほど冷たくない」とも。
外国で性転換の手術を受けた体験を「自分の身体を取り戻した」、自分は勇気があると思われがちだがそうではなく「熟した実が木から落ちるように」(期が満ちたから)行動を起こしただけ、と語っておられたのも印象的だった。
一方、私はさっぱり回復者じゃない身の上でたらたら話したわけですが、私の「しにたい」話は宙に浮かんだまま。なんかあたしもう誰にも話せないなーとか。話しながら、自分の怒りが表現の燃料となっていること、ある意味私は現実を捨てていくのかなとも思った。都心に帰ってきたら今日も「人身事故」で何本も電車が止まったことを知る。生きていくのはムズカシイ。いつかしぬならその前に人を愛する/愛される(大切にされる)という体験をしてみたいと切に思う。
現役の頃はよくワークショップに出て具合悪くなって帰ったりしてたが、今日はさすがにそうはならなくてよかった。グループの運営は昔に増して大変そう。独特の濃密な時間を久しぶりに過ごせて、またなつかしい仲間の顔が見れたのもよかったよかった。仲間がにぎにぎしくつくった(こういうことは大事)グッズのマグカップを買い、さっそくコーヒーを淹れた。
元彼=現彼女の言葉は説得力があり、その場にいたみんなのハートをわしづかみ。私もぐっときました。立候補のきっかけがまず「自分の問題を隠して生きていくことに限界がきたから」と動機が個人のうちに根ざしていて、そこが活動や言葉に力がある由縁でしょうか。
ご自分のセクシャリティの問題をさらけ出して選挙活動に挑み、はじめは悪しざまに言う人がいても、じょじょに支持者が増えた。今は性の問題だけでなく障害者などマイノリティ問題等に取り組んでおられるそうだが、「行動を起こせば7割は変わる」と言っていた。「社会って自分が思うほど冷たくない」とも。
外国で性転換の手術を受けた体験を「自分の身体を取り戻した」、自分は勇気があると思われがちだがそうではなく「熟した実が木から落ちるように」(期が満ちたから)行動を起こしただけ、と語っておられたのも印象的だった。
一方、私はさっぱり回復者じゃない身の上でたらたら話したわけですが、私の「しにたい」話は宙に浮かんだまま。なんかあたしもう誰にも話せないなーとか。話しながら、自分の怒りが表現の燃料となっていること、ある意味私は現実を捨てていくのかなとも思った。都心に帰ってきたら今日も「人身事故」で何本も電車が止まったことを知る。生きていくのはムズカシイ。いつかしぬならその前に人を愛する/愛される(大切にされる)という体験をしてみたいと切に思う。
現役の頃はよくワークショップに出て具合悪くなって帰ったりしてたが、今日はさすがにそうはならなくてよかった。グループの運営は昔に増して大変そう。独特の濃密な時間を久しぶりに過ごせて、またなつかしい仲間の顔が見れたのもよかったよかった。仲間がにぎにぎしくつくった(こういうことは大事)グッズのマグカップを買い、さっそくコーヒーを淹れた。
台風が来てるって突然の悪天候にへこむ。それでもBMレッスンへ。スタジオから見える、雨に濡れた暗い街と黄色く明かりのついた窓。とても地味なワークだが、私には合ってる。いつも何か発見があるし、身体が変わっていくのは嬉しい。
●腰掛けたとき、骨盤は前に傾く(フリップする)。傾く(⇒背骨がS字になる)から、循環して胸が上がる。
●腰掛けて背骨を丸め、足のつけねをゆるめる(のばす)。
●腕の振り子をするとき、手―肘まで―肘―二の腕 と、ばらばらに分けて使う。「一本の腕」にしない。肩から振るのではなく、背中の、肩甲骨のあいだの真ん中を軸にする(⇒腕が長く見える)。
●腰掛けたとき、骨盤は前に傾く(フリップする)。傾く(⇒背骨がS字になる)から、循環して胸が上がる。
●腰掛けて背骨を丸め、足のつけねをゆるめる(のばす)。
●腕の振り子をするとき、手―肘まで―肘―二の腕 と、ばらばらに分けて使う。「一本の腕」にしない。肩から振るのではなく、背中の、肩甲骨のあいだの真ん中を軸にする(⇒腕が長く見える)。
使いものにならないだろうと思ってたし、一日ハイチにいなきゃならないのはわかってたから、今日は休みをとっていた。起きたの昼。ダンスか映画、観に行こうかなとか、レッスン行こうかと思ってたけどやめ。クリーニング出して、銀行行って、カフェでケーキ食べて(ガーリーな店なのに商談をしているグループが2つもあったのが意外)、家賃を渡す。帰ってヘアカラー。
来週からまたダンスしに行こう。
来週からまたダンスしに行こう。
・雨降って風吹いてしかも寒い。さすが雨男(笑)。渡欧直前ラストクラスには大勢の人が集まった。先週から「次回は早目に切り上げて飲み会へ」と言っておられたが(「んなこと言ったって定時だよね」とクラス友と言っていた。いつも施設が閉まるぎりぎりまでやってるから)、ななんと本当に90分で切り上げてはなむけ飲み会へGO!
珍しいキノコ舞踊団「20分後の自分と。」
2010年10月27日 ダンスもの20周年記念公演@3331 Arts Chiyoda屋上
折しもこの秋いちばんの冷え込みという今日のタイミングでダンスの屋外公演を観る。始まって割と早い段階で帰りたくなった。「寒い」という問題だけではなく(ほっかいろくれたし)。
ものすごく自分を棚に上げてお客さんとして言ってしまうが、あまりお上手な感じがしないので驚いた(サイトのプロフィールみたら、そんなはずは…なのだが。達者な方もおられる)。思い切りやってない感じがするとか、手足でやってる感じがするとか、かなり動いてるのに身体から伝わってくるものが少ない。
独特のセンスは進んでついていけるかというと、自分はそうでなかったりもするが、好き嫌いの問題というよりも、ダンサーたちが身体を使って表わしていることがそれぞれ曖昧で、中途半端に終わっているのにいらいらした。ダンスを見てダイナミズムが来てわくわくする、という前に「あーこういう振付なのね」と頭でなぞって終わってしまう。こういうテイストでも、もっとクリアに表わしていてくれたら、好き嫌い関係なく圧倒されたと思う。
楽しませようとしているのはすごくわかる。楽しんでるお客さんも多かったと思う。つーんとしてないで、お客さんと一緒に踊っちゃったりするのはこのカンパニーの魅力なんでしょう。なんか私は乗れずに「いつ帰ろう」と考えてしまっていた(結局、最後までいたけれども)。タイの屋外レストランみたいな装置はよかったです。スタッフの方が踊りながらはけていくのもかわいかった(笑)。ずいぶん前にケーブルTVで観た「フリル(ミニ)ワイルド」(原美術館でやったやつ)はエネルギーあってすごくよかったんだけどね(私がコンテンポラリーダンスに興味をもつきっかけのひとつともなった)。うーん。
ハロウィン・ミッション無事完了。思っていたよりも人が集まってくれて本当にほっとした。内輪でゲームの賞品分けたりしなきゃいけないのかなと思っていたの。終わってデコレーションを片付けたら部屋が一気にさみしくなり(現状復帰なんだけど)、アルバイトさんが「早目にクリスマスやりましょうよ」とすかさず言ったのがなんかおかしかった。そしてハイチ帰ったら剣呑なお話が待っていた。
折しもこの秋いちばんの冷え込みという今日のタイミングでダンスの屋外公演を観る。始まって割と早い段階で帰りたくなった。「寒い」という問題だけではなく(ほっかいろくれたし)。
ものすごく自分を棚に上げてお客さんとして言ってしまうが、あまりお上手な感じがしないので驚いた(サイトのプロフィールみたら、そんなはずは…なのだが。達者な方もおられる)。思い切りやってない感じがするとか、手足でやってる感じがするとか、かなり動いてるのに身体から伝わってくるものが少ない。
独特のセンスは進んでついていけるかというと、自分はそうでなかったりもするが、好き嫌いの問題というよりも、ダンサーたちが身体を使って表わしていることがそれぞれ曖昧で、中途半端に終わっているのにいらいらした。ダンスを見てダイナミズムが来てわくわくする、という前に「あーこういう振付なのね」と頭でなぞって終わってしまう。こういうテイストでも、もっとクリアに表わしていてくれたら、好き嫌い関係なく圧倒されたと思う。
楽しませようとしているのはすごくわかる。楽しんでるお客さんも多かったと思う。つーんとしてないで、お客さんと一緒に踊っちゃったりするのはこのカンパニーの魅力なんでしょう。なんか私は乗れずに「いつ帰ろう」と考えてしまっていた(結局、最後までいたけれども)。タイの屋外レストランみたいな装置はよかったです。スタッフの方が踊りながらはけていくのもかわいかった(笑)。ずいぶん前にケーブルTVで観た「フリル(ミニ)ワイルド」(原美術館でやったやつ)はエネルギーあってすごくよかったんだけどね(私がコンテンポラリーダンスに興味をもつきっかけのひとつともなった)。うーん。
ハロウィン・ミッション無事完了。思っていたよりも人が集まってくれて本当にほっとした。内輪でゲームの賞品分けたりしなきゃいけないのかなと思っていたの。終わってデコレーションを片付けたら部屋が一気にさみしくなり(現状復帰なんだけど)、アルバイトさんが「早目にクリスマスやりましょうよ」とすかさず言ったのがなんかおかしかった。そしてハイチ帰ったら剣呑なお話が待っていた。
「捨てられた」経験
2010年10月26日(すみません、以下すごく怒ってるし重いです)
両親が医者に会いに行った。こうこうこうで(過去の戦歴ダイジェスト)、しにたがってる娘がいるという話。夜、親から電話で聞いたところによるとその医者が言うには「運が悪い」。私はかつての治療者から「○○○○」という診断を受けているが、「それは病気じゃない」とも。
かつての女セラピストは私が話したことを、彼女のストーリーを盛り上げるように都合よく編集して論文にし、いつだったかどっかの学会で発表したらしい。本人が「誰それ?」と思うようなケース・スタディがどっかで珍重されてるのかもしれない、と思うと相当笑える。
話は戻るが、その大御所らしい医者は別に自分の治療プランなどを話すわけでもなく、仕事だの結婚だのに意見する(そんなの横丁の旦那だってできるよ)。医者がそういう現実的なことに気の利いたこと言うの聞いたことない。私の人生における仕事だの結婚だのの不遇は、どなたの人生にも多かれ少なかれあることだから、それは置いといていい。それより精神科医(だか神経科の医者)のくせに、「しにたい」っての(心的な部分)を取り合わないってどういうことよ?「過去は過ぎたことだからしょうがない」とか?ばかじゃね。
くそ医者。なんか自分がいちばん初めにかかったじじいを凄く思い出すんだけど。間接的に聞いてても泣けてくるというか、ひしゃげてくる。「運が悪い」なら水晶玉でも買えって話?あんたは何をするわけ?「セカンドオピニオンが欲しいなら来い」て言ってたそうだが誰が行くか。
こういう頭の人だと、話してもすべて自分ひとりに返ってくるので救いがない。ナイーブな患者時代の私なら素直に聞いて素直に力奪われてただろうけど、もうこんなの沢山。こんなファッキン医者に搾取されてたまるか。
この話はそもそも私が両親に対し「『XX病院がいいらしい』という話だけでなく、ちゃんと自分らで言って見てこい」と恫喝したことに始まります。こんなやつ相手にお金と時間を使って行ってもらって申し訳なかったけれど、私にとってよかったことは両親が足を使って行ってくれたことです。
電話で話していて、私は家族に「捨てられた」と思ってるんだな、と思った。物理的には一緒にいても、自分だけ透明人間になった感じ、とか、自分だけアリ地獄の穴に落ちたような、不思議にすぱっと切り離された感じ、というのに「捨てられた」という言葉はぴったりだ。
もっと若くて渦中の頃、私は家で見て見ぬふりをされていました。(なぜだか)大丈夫だと思われていた。あるいは最近になって明かされたことですが、「どうしていいかわからなかった」ので放っておかれた。私はその頃、ひとりで治療機関を渡り歩いていました(いろんな治療者にかかったが、信頼の置ける人にはとうとう出会えなかった)。同じ旅を親にしてもらいたい、と私は思ってるのかもしれない。それは叶わないことですが。
両親が医者に会いに行った。こうこうこうで(過去の戦歴ダイジェスト)、しにたがってる娘がいるという話。夜、親から電話で聞いたところによるとその医者が言うには「運が悪い」。私はかつての治療者から「○○○○」という診断を受けているが、「それは病気じゃない」とも。
かつての女セラピストは私が話したことを、彼女のストーリーを盛り上げるように都合よく編集して論文にし、いつだったかどっかの学会で発表したらしい。本人が「誰それ?」と思うようなケース・スタディがどっかで珍重されてるのかもしれない、と思うと相当笑える。
話は戻るが、その大御所らしい医者は別に自分の治療プランなどを話すわけでもなく、仕事だの結婚だのに意見する(そんなの横丁の旦那だってできるよ)。医者がそういう現実的なことに気の利いたこと言うの聞いたことない。私の人生における仕事だの結婚だのの不遇は、どなたの人生にも多かれ少なかれあることだから、それは置いといていい。それより精神科医(だか神経科の医者)のくせに、「しにたい」っての(心的な部分)を取り合わないってどういうことよ?「過去は過ぎたことだからしょうがない」とか?ばかじゃね。
くそ医者。なんか自分がいちばん初めにかかったじじいを凄く思い出すんだけど。間接的に聞いてても泣けてくるというか、ひしゃげてくる。「運が悪い」なら水晶玉でも買えって話?あんたは何をするわけ?「セカンドオピニオンが欲しいなら来い」て言ってたそうだが誰が行くか。
こういう頭の人だと、話してもすべて自分ひとりに返ってくるので救いがない。ナイーブな患者時代の私なら素直に聞いて素直に力奪われてただろうけど、もうこんなの沢山。こんなファッキン医者に搾取されてたまるか。
この話はそもそも私が両親に対し「『XX病院がいいらしい』という話だけでなく、ちゃんと自分らで言って見てこい」と恫喝したことに始まります。こんなやつ相手にお金と時間を使って行ってもらって申し訳なかったけれど、私にとってよかったことは両親が足を使って行ってくれたことです。
電話で話していて、私は家族に「捨てられた」と思ってるんだな、と思った。物理的には一緒にいても、自分だけ透明人間になった感じ、とか、自分だけアリ地獄の穴に落ちたような、不思議にすぱっと切り離された感じ、というのに「捨てられた」という言葉はぴったりだ。
もっと若くて渦中の頃、私は家で見て見ぬふりをされていました。(なぜだか)大丈夫だと思われていた。あるいは最近になって明かされたことですが、「どうしていいかわからなかった」ので放っておかれた。私はその頃、ひとりで治療機関を渡り歩いていました(いろんな治療者にかかったが、信頼の置ける人にはとうとう出会えなかった)。同じ旅を親にしてもらいたい、と私は思ってるのかもしれない。それは叶わないことですが。
的(てき)とは言っても
2010年10月25日起きても風邪っぽい。仕事に行く前にリポD的なものを買おうとコンビニ(ミニストップ)へ寄ったら、キャンペーン中だとかでコーヒーを無料サービスしてくれた。これで和んだので買わずに済ます。私はよく「~的なもの」と言うけれど、実はリポD飲んだことがない。別のやつだが、以前はバイトなり派遣の仕事から帰って、さらに「第2部」で在宅の作業があったとき無理やり起こしとくので買ってたっけね。
午後はハロウィン全力投球。だって他の仕事ないんだもん。それより早く寝ないと。
午後はハロウィン全力投球。だって他の仕事ないんだもん。それより早く寝ないと。
マドモワゼル・シネマ「不思議な場所」
2010年10月24日 ダンスもの@セッションハウス。何年か前にも観ているので2度目。
悪くない。全体的に悪くないのだが、衣装・美術・音楽・言葉(セリフが多い)・映像、そしてダンスといろいろ要素があるなかどうも輪郭くっきりとしないというか。映像(とてもよかった)や凝った美術、衣装が主張強いだけに、ダンスがもっとひっぱるとよかったのかも(すんごいきつそうなワルツとか、印象的なシーンもあったが)。よくわからないけど、私としてはややばらけた感じがある。
同じことはダンサーにも言えて、非日常的な存在の彼女たちが、前回はそれぞれ個性的でも同じくくりというかつながりのなかにいる感じがしたのだが、今日は前ほどの一体感みたいなのが欠けていたような。振りでない部分で、表現の幅が広くて柔軟な人と、「これ」と決めて固定しているように見える人では存在感が違う。作品について共有なり理解している量や質が違う気がした(偉そうですいません)。ラストでダンサーたちがモノトーンの日常着で登場したのはかっこよかったです。
この時期このくらい寒かったっけ?疲れて帰って寝る。
悪くない。全体的に悪くないのだが、衣装・美術・音楽・言葉(セリフが多い)・映像、そしてダンスといろいろ要素があるなかどうも輪郭くっきりとしないというか。映像(とてもよかった)や凝った美術、衣装が主張強いだけに、ダンスがもっとひっぱるとよかったのかも(すんごいきつそうなワルツとか、印象的なシーンもあったが)。よくわからないけど、私としてはややばらけた感じがある。
同じことはダンサーにも言えて、非日常的な存在の彼女たちが、前回はそれぞれ個性的でも同じくくりというかつながりのなかにいる感じがしたのだが、今日は前ほどの一体感みたいなのが欠けていたような。振りでない部分で、表現の幅が広くて柔軟な人と、「これ」と決めて固定しているように見える人では存在感が違う。作品について共有なり理解している量や質が違う気がした(偉そうですいません)。ラストでダンサーたちがモノトーンの日常着で登場したのはかっこよかったです。
この時期このくらい寒かったっけ?疲れて帰って寝る。