日常いろいろ

2011年6月2日
自宅のPCが遅くて、じっと待つ時間がハンパない。「ガンバレ」言ってみたり。でも問題はメモリ(少ない)だろうとわかってはいる。妹と久しぶりに電話。「グリー」はいい!という話。今、貴重な「元気になる番組」。各種パフォーマンスが終わったせいか、人で賑わうレッスン。ちと狭いがともかくこの振りは気持ちいー。
ひとりでいるといろいろ考える。考え過ぎるし、摂りこみ過ぎる。「人はパンのみにて生きるにあらず」と言いますがパンを買う気力すらない。食材を買うのがとても面倒。

英会話の帰り、近所にできたちっちゃい店にふと寄った。ポリシーのある服だか雑貨店らしく、気になっていた。私よりも年上の女主人はインドネシアで長く布地を買いつけておられるそうで、今までは「裏方」専門(デザイン起こしたりつくったりする方かな)だったので店を開くのは初めて、「どきどきです」と言っておられた。

バティックはあまりに伝統的な柄だとふだんに着こなせないけれども、うまーくトラッドに工夫を加えた素敵な柄(黒地にツタのような模様)や、ちょっと和物の雰囲気もあるクリーム地の花柄など、ありそうでなかなかない(プリント物で良いのって難しい)のがあって、ノースリーブのワンピースに仕立ててある。

試着してみたら、シンプルながら工夫が凝らされているのか、スカート丈、腰まわりのとり方が絶妙でラインがきれいに出て、ラブリー。何よりていねいにつくられている感じがするのが和むし、ぜいたくな感じがする。

どちらも布地自体(レーヨン混)が着てて気持ちいい…結局、黒いほうのワンピースにしたんだけれど、どちらがいいか遠くから眺めたりそれぞれの感想を言ったり、私よりもむしろ女主人のほうが熱心に見てくれた。その黒いバティックは「またとない逸品」(一点もの)だそうで、彼女の惚れこみように「あの、私めが買っていいんでしょうか」と確かめてしまったほど(笑)。

自分が関わった服が試着されたり買われたりして、実際に店に出ると「どんな人が着るのか」が見えるのが「とても勉強になる」と言っておられました。それはなんとなくわかるような気がする。

やっぱり「ていねいにつくられた」服を着るのは嬉しい。その女主人は私が一訊くと十返ってくるかのごとく手がけるものについて情熱をこめて語っていた。こういうのが私は面白いし例えばファッションビルで買物するのにない醍醐味と思う。

その逸品ワンピースは8400円也。ふだん私はもっと安いモノを着ていますがこの買物はハッピー。買わなかったほうもかわいいし、なんかよさげなアクセサリー類もあったのであんまり近寄ると危ないかも(近所だし買わずに出られまい)。このワンピースを着れるような機会をつくってあげないと。
舞踏の先生は「リキ」と言っていた。「力を入れて抜く」ことの練習として、重い何かを担うところから始めるインプロ。

緩急をつける、あるいは「火と水」。これは他のジャンルのダンスでも見せ方としてあるけれども、例えば「力を入れる(締める、引き上げる」⇒「抜く(脱力する)」変化が瞬時に行われるのに対して、舞踏ではそれぞれにもっと時間をかける(らしい)のでより難しい(で、舞踏の先生が言ってるのはコンテの先生が言うそれとはまた違う含みもあるかも)。

腰を低くしてずっとリキを入れていたのですんごい疲れました。でも今日の即興、いつもより集中できた感じ。今日は前から話には訊いていたお弟子さん女子と初顔合わせ、若いが堂に入っている。今週はデキル人々に会う週間なのね。

↑とはまったく関係ない話だが、このところ…この数年、「社会的階層(クラス)」についてよく考える、というか意識する。そういう意味で「日本はひとつ」とかいうのは本当なのか、とか(特に上のクラス人にとって)。明示されているわけではないが確実にあると思う「クラス」。そのクラス概念のなかでは私は下層である。しかしそのくだらない「クラス」からの離脱も可能であろう。ということもからめて今後のエスケープなりサバイバルをちらりと考えているので、いわゆる就活については長期戦にもなりそうです。というかほんとちょっと考えるよ。
母のお供で「木洩れ日の家で」@岩波ホールを観に行く。「91歳の老婦人が森の中の古い屋敷で愛犬とともに送る晩年の日々を美しいモノクローム映像で描いた」ポーランド映画です。

各国映画祭で受賞を重ねている佳作ではありますが、個人的にはなんとなく「しょぼん」となる。しかしシニア層を中心にとにかく大ヒット中なのだった。(以下ちょっとネタバレあり)

主演も名女優だそうですが、何が凄いって愛犬「フィラ」役の犬!(ボーダーコリーかそれ系の雑種と思われる)。作品中の古い家に本当にずっと女主人と一緒に住んでるかのようななじみっぷり。クローズアップも多くあるが、その表情の多彩さ、適切さったら…犬の仕草と表情だけで女優を映さなくても「ご主人様が亡くなってしまったんだな」とわかる。とにかく1シーンたりともはずしていません!アカデミー賞ものの演技、と思ったらポーランドの映画祭で「特別賞」を受賞されたそうです。主演女優はもちろん賞賛されていますが、私としてはこの女優犬の見事な演技を観て欲しい。この子、何者?

作品紹介サイト(予告編の音が出ます)
http://www.pioniwa.com/nowshowing/komorebi.html

夜は2レッスン。なぜか上手な方々が押し寄せる日。対してへなちょこな私。しかしダンスはやらないことにはどうにもならない。

2011年5月29日
一日じゅう家にいました。

心理よみもの

2011年5月28日 EL
先週のレッスンで話に出たサイコセラピストの本を、講師の方がわざわざ私物を持ってきて貸してくれた。そのセラピストはたまたま私が師事していた先生がよく引用していた人だったのだが、私は不勉強で「知ってる」とか言った割に深追いしていませんでした。そもそもなんでその話になったんだっけ?ちょっとびっくり。恐縮です。「お返しするまで時間がかかると思いますが…」と言ったけどいいって。がんばって読まねばなりません。たいへんです。足を洗ったつもりなのになぜまた。でもほんっとにテキストやらないと。

お出かけ2つ

2011年5月27日 EL
このスクールにはそういう人はいないんだ…と思っていたんだけど、今日の講師はなんと絵に描いたような「イケメン」先生ではありませんか!「グリー」に出てきそうなさわいナイスガイ。ほんといい人。教え方も悪くないし。しかし先の予定を見たら空いてないので当分会えなさそう。やっぱ人気があるんですかねー。

ここは「固定制」でなく自分の行きたい時間帯のなかで空いている講師を選ぶ、というシステム。いろいろな講師と話すことができるのは良くもあるけど、あまりに人が入れ替わるのも落ち着かないような。んななかで自分で何度も選んでいる人は、やはり「!」と思うような指摘をしてくれる人。そういうのは耳が痛かったりするのでひよって遠ざかったりもするけど、でもまた戻る。

私は初めて会う方には自己紹介することにしている(別にきまりじゃないけど、しないのもそっけない気がして)。でそれやっていると、その回はたいていおしゃべりで終わってしまい、テキストが進まない。今日もそう。その進捗も気になるが、そういうムダな時間も関係と学習においてムダではない気がなんとなくする。

夜は前職で一緒だったハケンのお仲間たちと女子会、というか「お疲れ様会」をしてくれました。ありがとー。あの会社は相変わらずみたいだけど(笑)、久しぶりに会えてみな元気そうでよかった。
ターンのときもそう。上げてる腕は飾りじゃないよ、てこと。

今のところあちこち行ってますがいちばんリラックスするのが木曜・古巣のここ。レッスン終わって飲みに行き、水道止められた自慢とか。なんだそれ。
かのように迷える新参者は、先輩の同世代ブトー友と緊急女子会を開く。彼女はよく勉強されているし、先生や他の若手ブトーっ子や場の歴史に詳しい。私も舞踏についてもっと知ろうとしなければ。

しかし話は「アメアイでジェームズ(ザ・ロッカー)が落ちたのは納得いかない」(凄まじく高音聞かせるし、ステージでのパフォーマンスも完璧。彼こそwhole package(すべてを兼ね備えた人)だと思うのにアメリカ視聴者の趣味って結局保守的だと思う)から「飴屋サイコシス」(未だに忘れられない)までアート、エンタメいろいろ。彼女は演劇の人だがこういう話がつーかーでできるのは楽しい。こちらこそよろしくお願いします。

ハケン会社から微妙に紹介されつつあった短期の仕事は流れた。「みなと同じように生きる必要はない」ということ。「みなと同じでない」、からといって罪悪感をもつ必要はない、ということ。他人と比べて死にたくなるなら、自分の基準で好きなように生きてればいいじゃないか。

なぜ罪悪感が伴うのか。何についての罪悪感なのか。
本番リハに入っているため先生ヒートアップ中。

●インプロで「魂入れて!」みたいなこと言われたらそりゃいろいろやりますよ。でやってたら「いろいろやり過ぎ。散漫になってた」とか言われる。

●でなくても稽古のインプロはお試しと思って私はいつもいろいろやるし動き回ってしまうのだが、みなさんあまり空間を使わない(⇒移動しない)のはナゼ?

●「動いてないときのほうが面白かった」とか言われる(特に終わりのほう)。…。「存在を感じる」だって。

●「自分が面白いと思った動きはしつこくやる」YES!

●話が戻るけれども、私はやはり(特に人に見せるためには)「大きく動く。空間を使う。いろいろやってみる」とか考えるしそうやりたいのだが、…そういうのがそもそも舞踏じゃないんだろうか?同じ動きを繰り返したり、テンポや質感を変えないまま続けている。そしてなんかこもり気味というか人に見せる構えになってない方もおられる、ようにも思うのだがそういうのはあまり話題にならないし。

●舞踏の美学がわからない。勉強しろ、って話だけど。舞踏のエネルギーはどこから?

●自分がもっているものとは大いにかけ離れているのかもしれない。しかし面白いので続けようと思います。
ダンスの話です。

●骨盤の前側から引き上げるようにして立つ。骨盤が今ちょっと前傾気味に見えるので、もっとまっすぐに立てることができるのでは。

とのこと。私はつい足元―指先(親指と人差し指の間に立っているか)ばかり気にしてしまってバランスがとれない。それより先に骨盤を立てることに意識を向ける。

その後のコンテは3人で、これくらい仲間がいると楽しいですね。
月曜に教わっている先生のスタジオでチャリティ・パフォーマンス。友人が出演するので観に行く。彼女たちのチームはまとまり感(共有している感じ)があって、ユニークでかわいい振付をみんなそろってこなしていた(すごいね)。

スタジオチームのみなさんは…あまりクリアでなかったというか、いろんなことをやっているのだがイメージとしてはっきり伝わってこない。ここの先生は身体が超・使える人なのでそういう身体でないと再現できないのかな?もちろん上手なダンサーの方もたくさんおられます。何曲があったのに質感の違いがあまりない、というのと振りをやるので一生懸命になってて何を伝えるかがお留守な感じも正直あった。コンテで美的な方向を目指すのはほんと難しい、と思う(自分は目指せないです)。

日曜に出かけるのは今ちょっとしんどいかも。なんでこういちいちたいへんなのだ。
英会話の講師は「ザ・アメリカ人」みたいな人で話すペースも速く、ちゃんと私のマチガイも指摘するし(話に熱が入ると忘れる人はいる)「容赦ない」派。NLPはなんだかなーとか、心理学にやけに詳しい、何者?

午後は服薬したので眠くてたまらない。

それで

2011年5月20日 ダンスもの
一昨日の面談は結果NG。先方の方針と私のそれが違う、というのは面談の際にわかったし、やっぱりもっとすっきりした感じで経験のある応募者が選ばれたのかもしれない。先方に求める人材のイメージがある程度決まっていたなら、いかんともしがたいということはある。今回は事前にある書類の提出を求められており、その準備にけっこう私費&労力使ってた。部屋に本の山がとっ散らかったまま。それはまた別な機会に使うこともあるかもしれないけれども。微妙な話でもあったけどめげるなぁ。どうする次?

舞踏の先生のリハお手伝い。同世代のブトー友と共に郊外の稽古場へ伺い、その後、先生宅でお茶。

更新手続き

2011年5月19日
某大手派遣会社にて登録更新の手続き。とても感じのよい(というか「人材派遣会社の社員らしい」)女性がにこやかに対応してくださった。昔はひどく「上から目線」な対応をされたこともあったけど…。「総合判断で更新できない場合もあります」と事前にお知らせもあったので、びびりつつオフィス、入力と英語のテストも受ける。OKで一安心。特に英語は面目を保ててよかった。1時間半強くらい。毎度のことだけど、これもすごく疲れる。なんだろう、なんかここんとこ自分らしくないことばっかしてるような気がしたり。わけわかんない。

夜はレッスンへ。珍しくインプロ付。

めんせつ

2011年5月18日
job interview.こういうとき何を着るか。男性のほうがこの点については悩みがより少ないのではないのかな。ヒールの靴は相変わらず痛い。面談のお相手は「この道ん十年」、みたいな女性。話すのヘタだな自分、と思うが踏ん張った。いろいろ微妙な面もあってなんともいえない。もろもろ考え続ける。「いきるのに疲れたー」ってさけびたい。感触はわからない。くたくたに疲れた、ということははっきりしている。
英会話は講師がキューティだったのと私が疲れてたので、おしゃべりで終わる…。次こそテキストやります!

彼女はカナダから来た方で、カナダって国は「東はアグレッシブ、西はレイドバック(のんびり)」なんだそうだ。知らなかった。USと同じですね。

ブトーは若手が休み、中年チームだと若手のめんどくささがないらしく(悩み多いから)先生レイドバック。スペイン人の男性(大学講師)と演劇出身の女性と私とでインプロる。

「音楽がクラシックだと、7割は音に乗せていかないと難しい。あとの3割ではずしていく」と先生は言う。そういう発想なんだ。舞踏について私おそろしく何も知らないかもしれない。
ダンス×2。胸は広げて、背中(肩甲骨あたり)と連動するように意識して使う(身体の表と裏をつなげる)。自分では下げてるつもりでも、肩が上がるクセがあるから注意(バットマン、ピルエットのとき)。

現行もっとも強力な月曜のレッスン。身体をつなげて使うことを考える。振りもつなげる。だから動きは綿密に。力を入れるところと、抜くところ。自分へなちょこだけど、ぴかいち練ったメソッドで身体のつくり方、使い方を教えてくれるこの先生になんとかついていきたい。

クリーニング

2011年5月15日
疲れちゃった。冬のコート出して、前に出したのを引き取りに行けたのは偉かった。

いたわる

2011年5月14日 ダンスもの
今朝、寂しくてたまらず、いつものセットを4~5倍で服用。私は自分のいたわり方を知らない。食べることにも興味がないし、自分を楽しませる手をあまりもってない。落ちるととにかく億劫で、些細なこともできず、文字通り動けなくなる。クスリに頼っていてもしょうがないから、思い切ったこともうやんないとだめかなと思ったり。やっちゃったほうがよっぽどましなのかなとか。

ボディ・メンテナンスのレッスンは、自分の身体にとてもていねいに向き合う時間なので、自分を大事にできる感じがするのがすき。もっと自分自身を好きになれるといいんだろうと思う。

< 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索